武藤敬司、引退試合の相手は内藤哲也 東京Dのラスト大会は団体の枠を超えたカードが実現
「武藤敬司引退試合 プロレス“ラスト”LOVE~HOLD OUT~」(2月21日午後5時からABEMAで独占生中継)で引退する武藤敬司の対戦相手が新日本プロレスの内藤哲也に決定した。
38年あまりの現役生活に幕を下ろす“プロレスリング・マスター”
「武藤敬司引退試合 プロレス“ラスト”LOVE~HOLD OUT~」(2月21日午後5時からABEMAで独占生中継)で引退する武藤敬司の対戦相手が新日本プロレスの内藤哲也に決定した。
「武藤敬司引退試合」は、38年あまりの現役生活に幕を下ろす武藤の引退大会。武藤選手の花道を飾るにふさわしい場所として、プロレスリング・ノアは東京ドームのリングを用意し、団体として約18年ぶりの東京ドーム大会を開催する。
まず、武藤の対戦相手に新日本プロレスの大人気ユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの“制御不明なカリスマ”こと内藤が決定。また、セミファイナルには、新日本プロレスの金の雨を降らす男“レインメーカー”ことオカダ・カズチカとプロレスリング・ノアの希望の星“Galaxy View”こと清宮海斗が決定したほか、高橋ヒロムとAMAKUSA選手によるジュニアヘビー級トップ同士のシングルマッチも決定。NOAH、新日本プロレスにとどまらず、DRAGON GATEや全日本プロレス、DDTプロレス、東京女子プロレスの選手も総出場し、武藤選手の最後の花道に彩を添える。
武藤は、日本のプロレスシーンが誇る“プロレスリング・マスター”。1990年代には橋本真也さん、蝶野正洋との“闘魂三銃士”でプロレスブームをけん引。また、グレート・ムタは全米屈指のヒールとして海外のリングで活躍し、プロレス界の更なる発展のため尽力した。2021年2月にはGHCヘビー級王座を奪取し、日本プロレス史上3人目となる主要3団体シングル王座制覇という偉業を達成した。
そんな中、22年6月に「かつて『プロレスとはゴールのないマラソン』と言った自分ですが、ゴールすることに決めました」と突如引退を発表。プロレスファンのみならず、多くの人々に衝撃が走った。翌7月からは「ファイナルカウントダウンシリーズ」とめい打ち、続々と夢のカードを実現したほか、今年1月1日に開催された「ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2023」にはグレート・ムタとWWEスーパースター・SHINSUKE NAKAMURAとの奇跡のスペシャルシングルマッチが大きな話題となっていた。
昭和・平成・令和を駆け抜けたリングの天才の最後の雄姿。そして全プロレスファン必見の日本プロレス史上最大の夜となる「武藤敬司引退試合」には目が離せない。
■対戦カード一覧
<第8試合:メインイベント・シングルマッチ/PRO-WRESTLING“LAST”LOVE>
武藤敬司vs内藤哲也
<第7試合:シングルマッチ/SHINING THROUGH>
オカダ・カズチカvs清宮海斗
<第6試合:シングルマッチ/TOKYO TORNADO>
高橋ヒロムvsAMAKUSA
<第5試合:タッグマッチ/FINAL DE LUCHA>
外道 石森太二vsNOSAWA論外 MAZADA
<第4試合:6人タッグマッチ/AJPWvsNOAH>
宮原健斗 諏訪魔 青柳優馬vs拳王 中嶋勝彦 征矢学
<第3試合:6人タッグマッチ/DRAGONGATEvsNOAH>
シュン・スカイウォーカー KAI ディアマンテvs丸藤正道 イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. ニンジャ・マック
<第2試合:8人タッグマッチ/DDT提供試合/Dramatic Dream Future>
MAO 勝俣瞬馬 上野勇希 小嶋斗偉vs遠藤哲也 岡谷秀樹 高鹿佑也 正田壮史
<第1試合:10人タッグマッチ/NEW EXPLOSION>
小川良成 Eita HAYATA クリス・リッジウェイ ダガvs小峠篤司 YO-HEY 吉岡世起 アレハンドロ 宮脇純太
<S-B3:6人タッグマッチ/WORLD WARRIOR BATTLE>
杉浦貴 小島聡 ティモシ・サッチャーvsジェイク・リー ジャック・モリス アンソニー・グリーン
<S-B2:8人タッグマッチ/東京女子プロレス提供試合/TJPW Spark>
坂崎ユカ 山下実優 中島翔子 辰巳リカvs瑞希 伊藤麻希 渡辺未詩 荒井優希
<S-B1:タッグマッチ/STARTING LOVE>
マサ北宮 稲葉大樹vs稲村愛輝 矢野安崇