指をハサミで切り落としたSB戦士が参戦 対戦相手に「小指をかけて戦うんだよね?」

格闘家の皇治が初めてプロデュースする格闘技イベント「NARIAGARI」第1回大会(2月5日、大阪・176BOX、ニュースアプリ「SmartNews」で無料独占ライブ配信)に向けた会見が21日、都内で行われた。“成り上がりフィンガー”悠里が小指をかけて熱い思いを語った。

「NARIAGARI」会見に出席した悠里【写真:ENCOUNT編集部】
「NARIAGARI」会見に出席した悠里【写真:ENCOUNT編集部】

オーディションでは左ハイキックで豪快KO

 格闘家の皇治が初めてプロデュースする格闘技イベント「NARIAGARI」第1回大会(2月5日、大阪・176BOX、ニュースアプリ「SmartNews」で無料独占ライブ配信)に向けた会見が21日、都内で行われた。“成り上がりフィンガー”悠里が小指をかけて熱い思いを語った。

 キックボクシング歴12年の悠里は19歳時にシュートボクシングでプロデビュー。シーザージムに所属し戦績は5戦4勝1敗。その後は挫折し、悪い道に進んでしまった過去がある。現在は公務員として働いている。

 オーディションでは対戦相手を左ハイキックでKO。キックの実力は折り紙つきだ。

 会見で悠里はマイクを持つと「対戦相手の印象は速いな~くらい。自分とやるってことは分かってるよね? 小指かけて戦ってくれるでいいんですかね」とまずは対戦相手の元太郎をあおる。

 しかし、参戦の思いを述べる際には一変した。「自分が言いたいのはどん底を見て、遺書を書いて死のうかなと思って自分は死ぬ勇気がなかった。それで小指を落として話をつけに行ったんです。でも世の中に死にたいなとかどうせ私なんかって人いっぱいいると思うんですよ。こんなバカみたい小指を落とした自分がちょっと勇気を出して『NARIAGARI』の場に応募させてもらって少し行動しただけで、いろんな報道陣が集まってくれるような場所でしゃべらせてもらうことができる。こんな小指を落としたバカが成り上がれるんだって思ったら、きっといろんな人に勇気を与えられる」と熱く語った。

 1度は切り落とした小指を現在はくっつけている悠里。報道陣から再度小指をかけることについて問われると「生半可な覚悟ではできない。それくらいの気持ちでリングに上がっていると伝えたい」と話した。

 これを聞いていた皇治CEOは「これはもうやくざですやん(笑)。まぁね自分もよく命をかけて戦うと言っています。リングに上がるというのは本当にそういうこと。毎日練習して、減量もしていろんなプレッシャー、リスクを背負っています。小指をかけるというのは表現の仕方ですけれど、本当に体を張って戦う。視聴者のみなさんは温かい目で応援してほしい」と口にした。

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