【どうする家康】山田裕貴に浸透する本多忠勝 自然に出た涙に「自分でも思っていなかった」

俳優・山田裕貴が22日、本多忠勝役で出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、演じる役への思いを『どうする家康』の公式ホームページを通じてコメントした。『どうする家康』は松本潤が主演を務め、徳川家康を演じる作品。山田の演じる本多忠勝は、徳川家臣団の一人。戦ではかすり傷一つも負わない戦国最強の武将とされ、男気があり、義を重んじ、筋の通らないことは嫌いで女性には奥手という設定。

本多忠勝を演じる山田裕貴【写真:(C)NHK】
本多忠勝を演じる山田裕貴【写真:(C)NHK】

戦国最強武将の一人といわれる本多忠勝を熱演

 俳優・山田裕貴が22日、本多忠勝役で出演するNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、演じる役への思いを『どうする家康』の公式ホームページを通じてコメントした。『どうする家康』は松本潤が主演を務め、徳川家康を演じる作品。山田の演じる本多忠勝は、徳川家臣団の一人。戦ではかすり傷一つも負わない戦国最強の武将とされ、男気があり、義を重んじ、筋の通らないことは嫌いで女性には奥手という設定。

 山田は、まず、本多忠勝を演じて感じた忠勝の思いを紹介。

「(第1回の大高城から逃げ出した元康を忠勝が連れ戻すシーンで)『恥ずかしくないのか』と殿に言える男の子ってどういう人なのだろうというところから、忠勝の人物像を考えました。あそこに忠勝の全てが詰まっていたのだと思います。そして、第2回大樹寺で殿が腹を切ろうとするシーンは、特に忠勝の思いが分かるシーンでした。殿は決めきらないし、この武士の世で、なにを優柔不断にナヨナヨしているんだろうと。その姿を見ていると忠勝として腹が立ってくるんですよね。『俺の家系は家族代々、じいちゃんも父さんもお前のことを守ってきたのに、何しようとしているんだ』っていう。だから(元康は)こんなところで終わって良い男じゃないし『多くの人があなたに命をかけているんだ』と。そこを分かってほしい思いでした」

 そのシーンを演じながら本多忠勝の思いが山田の中に浸透してきたことを感じさせる言葉も。

「あのシーンは自分でも涙するとは思っていませんでしたが、思いを魂にどんどん背負い込んでいったら、結果的に自然と涙が出たという感覚です。セリフで書かれていることももちろん思っているんですけど、それだけではない何かがついてきた感じはあります」

 最後に今後の抱負を紹介した。

「これからもさまざまなキャラクターが物語を盛り上げていきますし、もちろん戦国最強の武将・本多平八郎忠勝として、僕も盛り上げていけたらと思います。今後もぜひ殿の“どうする”を見守ってください」

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