トム・ハンクス「妻は味覚と嗅覚を失った」新型コロナの追加症状を明かす
米国のアカデミー俳優トム・ハンクスが新型コロナウイルスの症状について語った。
12分間で疲れ切っていました
米国のアカデミー俳優トム・ハンクスが新型コロナウイルスの症状について語った。
ハンクスは3月中旬、リタ夫人と映画の撮影のためオーストラリア滞在中に新型コロナに感染。新型コロナに感染した最初の著名人は自身の闘病生活をSNS上で発信し、話題になった。
すでに米国に戻っているハンクスは、このたび米メディアの取材に詳細を明かした。
治療中、健康維持のために30分間のストレッチを試みたハンクスは「12分間で疲れ切っていました」と、軽度の運動でもとてつもない疲労感に襲われたことを告白した。
また、「リタは私よりも大変でした。妻の方がずっと高熱でした。味覚と嗅覚を失っていました。私は体に痛みがあり、とても疲れていました。それが私たちが経験した新型コロナウイルスの症状です」と振り返った。
当時ハンクスは、寒気や発熱の症状については認めていたものの、味覚と嗅覚の異常については公表していなかった。
日本ではプロ野球阪神の藤浪晋太郎投手が味覚や嗅覚の異常を訴え、PCR検査を受けて新型コロナ陽性と診断されている。