YMO高橋幸宏さん、死因は誤嚥性肺炎と所属事務所が公表 1月11日に70歳で死去
1980年代にテクノブームを巻き起こしたバンド・YMO(イエローマジックオーケストラ)のドラマー・高橋幸宏さんが亡くなったことが15日、所属事務所が発表した。死因は誤嚥(ごえん)性肺炎で、1月11日に死去。70歳だった。
インスタグラムでは昨年6月7日の投稿が最後に
1980年代にテクノブームを巻き起こしたバンド・YMO(イエローマジックオーケストラ)のドラマー・高橋幸宏さんが亡くなったことが15日、所属事務所が発表した。死因は誤嚥(ごえん)性肺炎で、1月11日に死去。70歳だった。
発表によると、葬儀は近親者のみにてすでに家族葬を執り行い、後日、お別れの会を行う予定とした。
高橋さんは、2020年に脳腫瘍の摘出手術を受けたことを公表し、治療を続けていた。インスタグラムのプロフィール欄には「大手術から闘病復帰中。もう少しで、neo yukihiroか! 2022年には!」と記してあるが、高橋さんによるコメントは、同年6月7日の「みんな、本当にありがとう。Fromユキヒロ」が最後だった。
高橋さんは東京都出身で、高校在学中からスタジオミュージシャンとして活動し、72年にサディスティック・ミカ・バンドに加入してデビュー。78年に坂本龍一、細野晴臣とYMOを結成し、代表曲「ライディーン」を作曲した。また、もみ上げをそり落としたテクノカット、赤い人民服など、ビジュアルイメージも高橋さんが構築し、世界に衝撃を与えた。
その後、ソロ活動やプロデューサーとしても活躍してきた高橋さんは、デビュー50周年となる昨年9月の記念ライブ出演を目指していたが、叶わなかった。YMOのメンバーで自身も「ステージ4」のがんを公表している坂本龍一はこの日朝、ツイッターに高橋さんへの追悼を示したとみられるグレー一色の画像を投稿。反響を呼んでいた。
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【写真】坂本龍一は公式ツイッターに“グレー画像”を投稿