杉村太蔵、政府からの給付金は生活弱者に支給を 一律10万円給付に反対
元国会議員のタレント・杉村太蔵が19日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。新型コロナウイルスの感染拡大により、国民1人あたり10万円が支給されることに猛反発した。
「公平なようで強烈な格差を生み出す」
元国会議員のタレント・杉村太蔵が19日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。新型コロナウイルスの感染拡大により、国民1人あたり10万円が支給されることに猛反発した。
杉村は「生活支援策としても景気回復策としても大反対です! というのも私、今、こうしてテレビで使っていただいている。生活に経済的に影響ありません。ウチ家族5人ですから、杉村太蔵に50万円」と、自身の立場を表明。
そして「一方、派遣切りに遭った、収入が半分以下になってしまった、そういう人、派遣の方は残念ながらなかなか結婚できない。1人暮らしの方が多い。こういう方は10万円なんですね。国民全員に配るというのは、公平なようで強烈な格差を生み出すことになる」と主張した。
生活に困っていない富裕層は10万円を使うどころか、将来に備えるとの見方を示し「こんなに赤字国債が12兆円あったら、将来増税されるのが分かる。そうすると富裕層のみなさん、今、お金を使わないでしょうと働く。景気回復策としては間違っている」と痛烈に指摘した。