格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.40」（2022年12月31日、さいたまスーパーアリーナ、ABEMA PPVで全試合を完全生中継） MMAルール（71キロ、5分×3R）

　対抗戦大将戦はRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ（ボンサイ柔術）が元Bellator世界フェザー級王者のAJ・マッキー（米国）に0-3判定負け。3年ぶりの敗戦となったサトシの連勝は5でストップ。対抗戦はRIZIN勢の全敗となった。マッキーは20勝1敗。

　1Rからお互いが持ち味を出し合う展開となった。AJマッキーが上になり、サトシが下から狙う展開。3分過ぎには下から三角絞めを狙うも、これは脱出される。

　2Rはスタンドの展開。マッキーの多彩な打撃に対して、サトシも一歩も引かない。右のはキックを繰り出すがガードされる。2分半過ぎにはサトシがバックを取った。そしてグラウンドへ。首を狙うが、マッキーがそれを許さない。そして一瞬で攻防が逆に。マッキーが上になると、踏み付け、ボディーへのパウンドを落としていく。

　3R、サトシがタックルで倒し、一度は立たれたが大内刈りで再び倒す。サトシペースから思われたが、再びスタンドへ。ともにスタミナの消耗が見られる中で終盤へ。サトシが背中に乗って、リアネイキッドチョークをしかける。しかし入りそうで、入らない。このラウンドは最後までサトシが有利なポジションで15分間を終えた。しかしジャッジは3人ともにマッキーを支持した。

【対抗戦5試合の結果】左がRIZIN、右がBellator

先鋒：武田光司vs. ガジ・ラバダノフ〇（判定）

次鋒：キム・スーチョルvs. フアン・アーチュレッタ〇（判定）

中堅：扇久保博正vs. 堀口恭司〇（判定）

副将：クレベル・コイケvs. パトリシオ・ピットブル〇（判定）

大将：ホベルト・サトシ・ソウザvs. AJ・マッキー〇（判定）