2022シーズンに活躍した女子プロゴルファーたちによるテレビマッチが放送される。5日のBS日テレ『賞金500万円争奪　ゴルフサバイバル トッププロ大集結SP2023』（午後7時）で、収録は昨年11月28日、PGMが管理運営する宮崎国際GCで行われた。

　スタートホールに集結したのは、岩井明愛、岩井千怜、植竹希望、川崎春花、菊地絵理香、菅沼菜々、永井花奈、福田真未、三ヶ島かな、森田遥の計10人。競技は、スコア順に各ホール1人が脱落する9ホールのシュートアウト方式だ。同スコアの場合、最終ホールではプレーオフを実施するが、他の8ホールでは決められた位置からニアピンを競うサドンデスになる。

『ゴルフサバイバル』（金曜、午後9時）は、2018年4月に始まった人気番組で、ツアー出場の機会が少ないプロが主に出演している。だが、特別編の今回は、年1開催のトッププロ大会。全選手が年間ランキング上位で、スタートからハイレベルな展開になった。

　植竹はプロデビュー後、ステップ・アップ・ツアーを主戦場の時代に『ゴルフサバイバル』に出演しているが、双子の岩井姉妹は初経験の競技方式に「試合よりも緊張します」と声をそろえた。34歳で最年長の菊地は、ティーショット前に「みんな、笑わないでね」と牽制球。新人ながら2022年シーズン2勝の川崎は「緊張しますが、（プロテストに受かって間もない）1年前のことを考えると、この場に入れることが幸せです」と言い、ほほ笑んだ。

『ゴルフサバイバル』は、「〇月の陣」と題して、月単位に優勝までの歩みを紹介しているが、今回は2時間54分を使って決着までを伝えていく。賞金500万円は1人総取り。ゴルフファンが引き込まれる時間になりそうだ。