【紅白】石川さゆり、13回目の「天城越え」 ファンに感謝「私の歌を聞いてくださった」
大みそかに行われる第73回NHK紅白歌合戦のリハーサルが29日に行われ、石川さゆりが参加。取材会では「歌い手がスタッフや大勢のファンと一緒に1年間を思い切り走った総決算。思い切り、締めくくりとして歌いおさめさせていただく」と語り、紅白への思いを新たにした。
39年連続45回目の出場「初出場が10代だった」
大みそかに行われる第73回NHK紅白歌合戦のリハーサルが29日に行われ、石川さゆりが参加。取材会では「歌い手がスタッフや大勢のファンと一緒に1年間を思い切り走った総決算。思い切り、締めくくりとして歌いおさめさせていただく」と語り、紅白への思いを新たにした。
紅白出場は39年連続45回目で、全出演者の中で最多のレジェンド。昨年は「津軽海峡・冬景色」を歌唱したが、今年はルーティーン通り「天城越え」を披露することになっている。リハーサルではオーケストラと和楽器の演奏隊を引き連れ、壮大な世界観を表現。「天城越え」を披露するのは、今回が13回目。
45回目という数字については「初出場が10代だった。『幸せだな』と簡単に言うだけではなく、50周年を歌わせていただくのは、自分がもちろんがんばってきたのもありますけど、それだけではない。ファンの皆さんがしっかりと応援してくださって、私の歌を聞いてくださった」と周囲に感謝。「デビューしたころはいろんな先生がたや大人の方たちが導いてくださった。今は頼もしいスタッフが一緒に走ってくれる。そうやってやってきたなというのがうれしい」とほほ笑んだ。
今年は審査員として、同じ熊本県出身の東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆が参加予定。石川は「村上さんの活躍は熊本のみんなの励みになると思う。いっぱい打っていただきたいのと、同郷なので、『ぜひ紅によろしく』という感じです」と紅組への投票を呼びかけていた。
今年の紅白のテーマは「LOVE&PEACE~みんなでシェア!~」で、司会は大泉洋と橋本環奈。スペシャルナビゲーターは櫻井翔。初出場10組を含む、全43組がパフォーマンスを行う。