渋滞は追い越し車線から発生、ジグザク運転は要注意 帰省ラッシュ前に知りたい4つのこと
年末年始に入り、帰省ラッシュが始まった。各高速道路で気になるのが渋滞情報。NEXCO中日本 八王子支社の公式ツイッターは少しでも渋滞を招かないための運転のヒントを公開、話題になっている。
間違いやすい運転マナー、渋滞を悪化させない走り方
年末年始に入り、帰省ラッシュが始まった。各高速道路で気になるのが渋滞情報。NEXCO中日本 八王子支社の公式ツイッターは少しでも渋滞を招かないための運転のヒントを公開、話題になっている。
「ここからは、#渋滞 を発生させない・悪化させない走り方のポイントをお伝えします!」
26日に公式ツイッターが伝えたのは、渋滞を引き起こす原因になる運転の4つのポイントとその回避法だ。
まずは道路の「サグ」という部分についてで、「意識してこまめな速度計のチェックをお願いします!」と訴えている。「下り坂から上り坂に変わる『サグ』という部分では、無意識のうちに速度が低下し、渋滞の原因になることが多いです」とイラストで分かりやすく説明している。
続いては、追い越しのときの注意点。「追い越しが終わったら左へ戻りましょう!」と呼びかけている。
「#渋滞 は、追越車線から発生します。追い越しが終わって安全な車間距離をつくったら、速やかに左の車線へ戻ってください。追越車線が混雑しているときは、無理に追越をせず、左車線での走行を続けてください。車線変更時のスリップにもご注意を!」。急いでいるときは追い越し車線を進みがちだが、交通ルールを守って走行したい。
お次は車線変更について。これも渋滞の一因になると指摘する。
「無理な車線変更は禁物です! 混雑時、ジグザグと急な車線変更している車を見かけたことはありませんか? ジグザク運転は、所要時間が殆ど変わらないばかりか、全体の流れが悪くなり、#渋滞 を悪化させてしまいます。また、渋滞内での事故の危険もあり、事故が起きるとさらに酷い渋滞につながります」
車の間を縫うように車線変更を繰り返す運転はあまりに危険。周囲のドライバーへの配慮にも欠けている。
そして、すでに渋滞している道路に合流するときにも、気をつけたい点がある。「渋滞中の合流は『一番先で!』『交互に!』」と2つの合言葉をツイート。下道やパーキングエリア(PA)から合流する際、本線に入るタイミングはバラバラになりがち。しかも、合流車線はすいていることが多いため、本線の渋滞を尻目に直進することに抵抗を感じるドライバーもいるかもしれない。
しかし、「『抜かしているようで気が引ける‥』『抜かしているのはズルい!』と思われがちですが、あちこちでの合流は、結果として #渋滞 悪化の原因に。渋滞中は合流車線を一番先までしっかり使い、交互に合流を。本線を走る方も、ご理解とご協力をお願いします」としている。
NEXCO中日本 八王子支社によると、同様の注意喚起は、お盆の際にも行っているとのこと。ドライバー一人一人が気をつけることで、安全でストレスのない走行を心がけたい。