過熱するsilent、“紬コーデ”の女性「もうすでにロスですよ」 聖地巡礼“新スポット”も盛況
「TVer」で記録を更新するなど話題のフジテレビ系ドラマ『silent』(木曜午後10時)。22日の最終回を前に、聖地巡礼が過熱している。
「これはパート2があってもいい」続編熱望の声も
「TVer」で記録を更新するなど話題のフジテレビ系ドラマ『silent』(木曜午後10時)。22日の最終回を前に、聖地巡礼が過熱している。
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放送終了前最後の週末となった18日、ドラマの舞台となる小田急線の世田谷代田駅と下北沢駅周辺には多くの若い女性が名シーンの足跡をたどろうと訪れた。
16日から下北沢駅南西口改札前の広場にsilentオリジナルのクリスマスツリーが設置されたばかり。ホワイトカラーが冬空に映える新スポットは、撮影を希望する女性で人だかりとなった。Official髭男dismが歌う主題歌『Subtitle』が流れる中、ファンは写真やアクリルキーホルダーを手にスマホを向け、「やばいね、むっちゃいいね」「白っておしゃれ」と思い思いの歓声を上げた。
クリスマスツリーから西へ歩くと、10分ほどでたどり着く世田谷代田駅も大混雑。
川口春奈演じる主人公の青羽紬と目黒蓮(Snow Man)演じる佐倉想が再会した有名な駅前のベンチはもちろん、「世田谷代田」の駅名看板や駅構内の女子トイレなど、どこへ行っても行列で、杖をつきながら改札前を歩いていた地元の老人が「今日は何か集まりがあるんですか?」と驚くほど。駅構内やプラットホームには同ドラマのサウンドトラックが流れており、さらにムードを高めた。
青いニット姿の“紬コーデ”で同所を訪れた30代女性は、「シンプルなクリスマスツリーがドラマの世界観を表していて、いいと思いました。やっぱり音楽が最高ですね。なんでもないベンチとか駅名の看板にあんなに人が集まるとは……。コンポタの缶をベンチに置いて撮影している人もいて熱が感じられました」と感激の様子。最終回に向け、「もうすでにロスですよ。だってまだ2人は付き合っていないんですよ。これはパート2があってもいい」と早くも続編を熱望した。
同作は、主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である佐倉想と、8年後に音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。クリスマスツリーの設置は25日までで、ドラマが終了しても余韻に浸ることができる。