【クロサギ】全てお見通しの師匠・桂木 黒崎をけん制する姿が「恐ろしすぎる」「迫力凄い」

King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)の第8話が、9日に放送された。

三浦友和【写真:ENCOUNT編集部】
三浦友和【写真:ENCOUNT編集部】

宝条も黒崎の存在に気づく「この男、野放しにしてはいけない」

 King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)の第8話が、9日に放送された。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、平野演じる詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう)が、「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。

 詐欺被害に遭った父が起こした事件をきっかけに家族を失った黒崎は、詐欺師への復讐(ふくしゅう)を決意。詐欺師界のフィクサーで甘味処「かつら」の店主・桂木敏夫(三浦友和)のもとで詐欺師の情報を得ながら、金銭狙いの詐欺師「シロサギ」や恋愛詐欺師「アカサギ」などを狙う「詐欺師のみを騙す詐欺師“クロサギ”」となった。

 父をだました詐欺師・御木本(みきもと/坂東彌十郎)を潰した黒崎は、父親の破産にとどめを刺した「ひまわり銀行」の執行役員・宝条兼人(佐々木蔵之介)にたどり着いた。

 黒崎は、宝条から目をかけられているひまわり銀行の“選ばれし支店長”牛山彩子(山口紗弥加)をだまし3億円を奪った挙句、銀行がキックバックを受けていた情報をマスコミにリークした。その結果、宝条から切られた牛山は黒崎に宝条の情報を教える。

 宝条は政治家やマスコミを動かす際に必要な裏金を作るため、銀行の他にもいくつも会社を持ち、自身の指示で動く人間を働かせていた。その中でも、「医療法人 誠新会 世田谷病院」の院長で理事長も務める宇佐美孝也(津田健次郎)は、違法行為に手を染めて宝条のために裏金を作っていた。宇佐美はひまわり銀行行員時代に宝条の後輩だった。

 病院経営コンサルタントになりすました黒崎は、宇佐美に接触。当初は警戒していた宇佐美だが、医療機器の転売で差額分が儲けになると言われ、10億円分の医療機器を購入する。

 その頃、宝条は牛山をだました黒崎の正体に気づき始めていた。また桂木も、黒崎が勝手に宝条を追っていることに気づき、遠回しにけん制する。北海道にいるシロサギを喰うように指示し、黒崎を東京から遠ざけようとする桂木。黒崎のアパートに住む女子大生・吉川氷柱(黒島結菜)が「かつら」にやって来ると、黒崎の近況をさりげなく聞き、北海道に行っていないことを察する。

 家賃を持ってきた氷柱から、「北海道に行ってるかと思った」と言われた黒崎は、桂木が詮索していることを知る。黒崎は桂木に電話をかけ、ボイスレコーダーに録音した北海道の駅のプラットフォーム音を流しながら、北海道で仕事をしていると報告する。しかしうそに気づいた桂木は電話を切った後、「めんどくせぇ……そろそろ、終わりかな」と低い声でつぶやくのだった。

 黒崎は宇佐美から10億円をだましとることに成功。しかしあえて宇佐美の前に姿を現し、裏金を誰に渡しているのか詰め寄る。それでも宇佐美は口を割らなかった。黒崎は宇佐美の不正行為が語られたインタビュー動画を公開した。

 宝条は宇佐美が潰されたことで自身にも影響があると感じ、桂木に電話をかける。黒崎の身元がわかったといい、「私の勘が告げるんです。この男、野放しにしてはいけない」と伝える。桂木も「そういう勘には、従っておくべきだな」と返すのだった。

 SNS上では、「面倒くさいだって……桂木さん怖い……」「桂木の本気が恐すぎる」「優しいトーンでの一言、迫力凄いです」と恐怖を感じる声が。また「やっぱり黒崎vs桂木になるのかな……」と今後を心配するコメントも見られた。

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