【silent】第9話 想から母・律子への「ごめんね」と「ありがとう」の対比に視聴者号泣
川口春奈が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「silent」(午後10時)の第9話が8日に放送された。8年前の想が病気を発症し始めた頃の出来事が明らかになった。
想が紬の働くタワレコへ
川口春奈が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「silent」(午後10時)の第9話が8日に放送された。8年前の想が病気を発症し始めた頃の出来事が明らかになった。
オリジナルかつ当て書きで作られた本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒蓮(Snow Man)演じる佐倉想と、8年後に音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーだ。
想は久しぶりに実家に帰り、空になったCDラックを見て、過去を思い出す。8年前の想は、母・律子(篠原涼子)に「(友達には耳の病気のことを)隠して。絶対に言わないで」と伝えていた。さらに、大学にサッカー推薦で入ったものの、耳が聞こえにくくなったことで部活を辞め、大好きな音楽も遠ざけていた。
一方、紬は東京の部屋でCDを整理しながら、音楽への想いについて考え「タワレコで働き始めた時さ、音楽がずっと流れてるってことももちろん嬉しかったけど、CDに囲まれてるのが嬉しかったんだよね。CDが好きなんだよね」と弟・光(板垣李光人)に話す。
また、想の高校の同級生・戸川湊斗(鈴鹿央士)も想と同じタイミングで実家に帰っていた。想に「返したいものがある」と連絡し、2人で会う。渡されたのは、高校時代に紬が付き合う前の想に向けて書いた「佐倉くんとは音楽の趣味が合うから嬉しい!」という手紙だった。
律子は、湊斗と笑って話している想を偶然見かけ、安心した表情を見せる。
帰宅後、想は「(友達に病気のことを)なんで隠してたんだろうって思った。もっと辛い思いさせてたって話してやっとわかった。お母さんも同じ。何か話すと心配すると思って大丈夫って言って逃げてた」と律子に打ち明ける。そして、8年前に地元から東京の家に帰る時、律子に「ごめんね」と伝えてから車を降りていたが、今は「ありがとう」と伝える想。
東京に帰ると、紬の働くタワレコで想はCDを買った。そして、湊斗から返してもらった手紙を紬に見せる。「恥かしいから捨てて」と紬は怒るが、想は笑顔で「いや」と答えた。
第9話の放送後、視聴者は想が律子に「ありがとう」と伝えたシーンと第2話の「ごめんね」と伝えたシーンの対比に注目。「母じゃない私が嬉しい」「綺麗な伏線回収に唸っちゃった」「予想もできたけど、いざ見ると破壊力やばすぎ、大号泣」と話題になっていた。