俳優・志垣太郎さん、3月に亡くなっていた 遺族は現実受け止められず「発表に遅れ」
俳優の志垣太郎さんが、今年3月5日に心不全で亡くなっていたことを長男で俳優の匠(たくみ)が6日、自身のツイッターで公表した。志垣さんは70歳だった。
長男で俳優の匠がツイッターで報告
俳優の志垣太郎さんが、今年3月5日に心不全で亡くなっていたことを長男で俳優の匠(たくみ)が6日、自身のツイッターで公表した。志垣さんは70歳だった。
匠は母で女優の白坂紀子と連名の書面画像を添付し、「皆様へご報告があります。父 志垣太郎が、2022年3月5日に遠征先の佐賀県において、急な体調異変による心不全により帰らぬ人となりました」と報告した。
その上で、発表が遅れた理由を説明した。
「いつも元気だった父に起きたあまりに突然の出来事であり、私と母は現実を受け止める事ができない状況が続いておりましたが故、発表が遅れてしまいました」
志垣さんの人柄については、「物事を前向きに捉えて生きている明るく元気な人でした。私も母も、そんな父の事が本当に大好きでした。父は恐らくそれ以上に私達の事を沢山愛してくれたと思っております」。最後に「今まで志垣太郎に接してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました」と感謝の意を示した。
志垣さんは東京都出身で、高校在学中の1969年に舞台「巨人の星」でデビュー。71年に日本テレビ系ドラマ「おれは男だ!」で、森田健作のライバルを演じて人気俳優の仲間入りをした。その後、TBS系「水戸黄門」、TBS系「半沢直樹」など、数多くのドラマに出演。また、日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で演じたキャラクター「デビル志垣」が話題になり、バラエティー番組にも出演してきた。白坂とは、「水戸黄門」での共演を機に結婚した。
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【写真】志垣太郎さんと長男・匠の2ショット