間もなくデビュー40周年、大西結花のきっかけは「かわいい衣装が着たくてアイドルに」
女優で歌手の大西結花が4日、都内で「大西結花Xmasライブ~Start a countdown 3~」を開催した。「シャドウ・ハンター」「チャンスは一度だけ」のほか、自身が出演して1986年に放送されたフジテレビ系ドラマ「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」の主題歌「Remember」など、14曲を披露した。
デビュー40周年に向けたカウントダウンライブを都内で開催
女優で歌手の大西結花が4日、都内で「大西結花Xmasライブ~Start a countdown 3~」を開催した。「シャドウ・ハンター」「チャンスは一度だけ」のほか、自身が出演して1986年に放送されたフジテレビ系ドラマ「スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇」の主題歌「Remember」など、14曲を披露した。
大西は2025年に、歌手デビュー40周年を迎える。3年先のことだが、コロナ禍で20年に35周年記念ライブが開催できなかったため、「35周年を遅れて開催するのではなく、40周年に向けて積み重ねていく方がいいのでは」と発想し、「countdown」と銘打ったライブが開催するに至った。
ステージに立った大西は、「正直、私は40年も芸能界にいるとは思ってなかったです」と素直な思いを明かしつつ、これまでのことを振り返った。
「かわいい衣装が着たくてアイドルになったので、そういう衣装さえ着られたら満足で、『いつやめてもいい』と思っていました。ちょうどその時期に『スケバン刑事』が始まっていて、めまぐるしいスケジュールの中で、先に全然進めずに気づいたら20代になっていました。そこからいろいろ仕事が変わってきたり、舞台の経験をさせていただくうちに、『私はこの仕事が好きなんだ』と実感して、今もやらせていただいています」
今後の目標を問われると、「40周年はここよりももう少し大きな所、それこそホールでもやれるようになりたいです」と〝野望〟を口にした。
大西は、「スケバン刑事」で生まれた浅香唯、中村由真とのユニット「風間三姉妹」として、15年、19年と2度コンサートを開催している。
「由真がアメリカに住んでいて、毎年、夏に帰ってくるのでみんなで会っているんですが、ある時、『ちょっとさぁ、歌やってみない』という話が唯サイドからあって、始まったのが2015年でした。それっきりのつもりでしたが、みなさんから良い反響をいただいて、私たちも嫌いじゃないし(笑)、3人で仲良くしていて、仲のいいままステージに立っているだけなので、『じゃあ、やる?』ということになって、2人とも子育てもしていたりするので、2015年の次が2019年になってしまいまして」
ワールドカップと同じように4年に1度の開催ということで、来年2023年開催の期待が高まるが、大西も意欲的だ。
「みんなに予想されていると思うのですが(笑)、2019年の後は『来年やる?』『2年に1回やる?』みたいな話をしていたんです。でも、コロナ禍になってしまい、由真が帰国できなくなって、その話は途絶えていました。(次の開催は)分からないですね。(来年開催だと)また、『4年に1回でワールドカップ』と言われちゃうんですけど(笑)」
サッカー日本代表は、ワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れたが、1次リーグでドイツ、スペインを破る大健闘。元気と勇気をもらった大西は「私たちも頑張らないと」などと話し、前を見据えた。