加藤浩次「スッキリ」でひっ迫した保健所職員の現状を紹介し、不安な人たちの心のケアを強調

日本テレビの情報番組「スッキリ」は14日、人手が足りずひっ迫した保健所の現状をVTRで伝え、番組MCの加藤浩次が「保健所もIT化が求められるが、すぐ実行するのは難しいのか?」と職員の負担を減らす「IT化」に対してコメンテーターに問いかけた。

加藤浩次【写真:Getty Images】
加藤浩次【写真:Getty Images】

SHOWROOM前田裕二氏が、保健所のIT化に言及も、大切なのは「不安な人たちの心のケア」と強調

 日本テレビの情報番組「スッキリ」は14日、人手が足りずひっ迫した保健所の現状をVTRで伝え、番組MCの加藤浩次が「保健所もIT化が求められるが、すぐ実行するのは難しいのか?」と職員の負担を減らす「IT化」に対してコメンテーターに問いかけた。

 この日、VTRで都内の保健所職員の1日の様子を紹介し、人手が足りない中、1人1人の問合せに電話で応対し、ホワイトボードに状況を書き込み、休みなく働き続けている様子を伝えた。

 アナログな環境下で職員が対応するVTRを見た加藤は、「保健所もIT化が求められるが、すぐ実行するのは難しいのか?」と問いかけ、コメンテーターのライブ配信サービス「SHOWROOM」代表、前田裕二氏は「仕組みを作る事自体は難しくない」と答え、「どこかで線引きをしてスタートさせないと、もっと(職員の方々が)さらに疲弊してしまう」と言及した。

 一方で前田氏は、職員は機能ではなく安心を提供している点、住民の不安を一手に引き受けている点を強調し、「ITで受け止め切れる事にも限界がある」と言及、「不安に思う人をいかに全体のアナウンスメントだったり、何らかの発信で減らしていけるのかという事が、もっと議論されるべきなんじゃないのか」と不安な人たちの心のケアについて訴えた。

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