俳優でタレントの渡辺徹さんが11月28日に亡くなっていたことが2日、分かった。61歳だった。所属劇団の「文学座」が同日に訃報を伝えた。

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　発表によると、渡辺さんは11月20日に発熱、腹痛などの症状が出たため都内病院を受診。細菌性胃腸炎の診断を受け、入院に至った。その後に敗血症と診断され、加療したものの、回復がかなわなかった。28日午後9時1分に逝去した。

　家族の意向により葬儀は家族葬にて執り行ったとのこと。後日「お別れの会」を予定している。また、渡辺裕太、榊原郁恵の会見の場を設けるとのこと。「自宅へのご弔問、取材などはご家族の心中をお察し頂きご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます」とお願いした。

　渡辺さんは1981年に文学座研究生となり、同年に20歳で「太陽にほえろ！」でデビューした。私生活では87年に榊原と結婚。芸能界を代表するおしどり夫婦として知られていた。長男の渡辺裕太も俳優として活動している。