【silent】紬と母・和泉のやりとりに反響「ただの恋愛ドラマじゃない」 親子愛に感動の声

川口春奈が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「silent」(午後10時)の第8話が2日に15分拡大で放送された。桃野奈々(夏帆)と春尾正輝(風間俊介)の過去と青羽親子のシーンに注目が集まっている。

母・和泉(森口瑤子)と紬(川口春奈)【写真:(C)フジテレビ】
母・和泉(森口瑤子)と紬(川口春奈)【写真:(C)フジテレビ】

奈々と正輝は学生時代に知り合っていた

 川口春奈が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「silent」(午後10時)の第8話が2日に15分拡大で放送された。桃野奈々(夏帆)と春尾正輝(風間俊介)の過去と青羽親子のシーンに注目が集まっている。

 オリジナルかつ当て書きで作られた本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒蓮(Snow Man)演じる佐倉想と、8年後に音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーだ。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 想は紬に、声が出せないわけではないが、自分で感じとれないことへの怖さがあることを話し、紬はそれを受け入れる。しかし、想は“手話での会話”や“ろう者と一緒にいること”が大変なのではないかと紬を気遣うようになる。紬は否定するものの、想にはなかなか思いは伝わらない。

 一方、奈々は正輝との再会を果たす。「紬と想を見ていたら春尾くんのことを思い出して」と言う奈々。2人は、学生時代にパソコンテイクのボランティアで知り合っていた。

 知り合った当初は筆談をしていたが、奈々に手話を教わる正輝。次第に「(奈々が)少しでも生きやすい世の中になってほしい」と手話サークルを作り、手話を仕事にすることを考え始める。しかし、奈々に「(手話を)遊び道具みたいにされてて不快だった。あの人たち手話に興味があるわけじゃない。良い人って思われたいだけ」と告げられる。正輝が「みんな善意でやってることだよ」と伝えるが、奈々は「善意は押し付けられたら偽善なの。仕事にしてほしくて手話を教えたんじゃない」と怒ってしまう。

 2人は言い合いになり、正輝が手話を使わずに話すと、奈々は「手話できるんだからしてよ。唇読むの疲れる」と訴えた。正輝も手話で「俺だって疲れるよ。耳聞こえるのにわざわざ手話で話すの。すごく疲れる」と返し、その日から2人は話さなくなってしまった。

 久しぶりに再会した奈々と正輝は「うまくいくといいなって思ってる」と紬と想のことを見守る。

 そんな中、紬は父の命日に弟・光(板垣李光人)と実家の群馬に帰った。母・和泉(森口瑤子)は「ある日突然『毎日(病院まで)会いに来なくていいよ。大変だから』って言い出して。いたくているだけなのにね。分かってくれないよね」と、父が生きていた頃の思い出話を明かす。

 その日の夜、紬は和泉に想のことを話した。想が“ろう者であること”への反応に不安を抱いていたが、和泉は「お母さんにどうしろと? お母さんがだめって言ったらだめなの? やめるの?」と返す。

 紬は想に会うと「いたくているだけだからね。佐倉くんになにもしてあげられないし、してなんかしてあげようって思って一緒にいるんじゃないから」と伝える。

 そして、想も久しぶりに実家へと帰った。

 前週の放送休止により2週間ぶりに15分拡大で放送された第8話では「#silent」をはじめ「#春尾先生」「#奈々ちゃん」など複数トレンド入り。紬と和泉の親子のシーンにも「親はいつまでも親」「ただの恋愛ドラマじゃない」「恋愛も友情も家族もすべて優しい世界」と反響を呼んだ。

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