「吉田類の酒場放浪記」大みそかに年またぎで4時間SP 兵庫→岡山→広島→山口と酒場をさまよう

「酒場詩人」こと吉田類が出演するBS-TBSの人気番組「吉田類の酒場放浪記」(毎週月曜、午後9時)が、今年も大みそかの午後9時から4時間にわたる特番として放送されることが22日に発表された。

吉田類【写真:(C)BS-TBS】
吉田類【写真:(C)BS-TBS】

伝統の「蛸壺漁」を体験

「酒場詩人」こと吉田類が出演するBS-TBSの人気番組「吉田類の酒場放浪記」(毎週月曜、午後9時)が、今年も大みそかの午後9時から4時間にわたる特番として放送されることが22日に発表された。

「吉田類の年またぎ酒場放浪記~西国街道城巡り蔵巡り&鏡開きSP~(仮)」と題した今回の番組では、吉田が古くは山陽道と呼ばれ江戸時代には西の交通の要所として栄えた「西国街道」を呑みめぐる。京都から下関までを結ぶ「西国街道」は、幾多の人物が往来し、物資が流れ、情報や文化の伝播を担ってきた。そのため、街道の街々には歴史的建造物だけではなく、伝統的な酒や肴が盛りだくさん。それを見過ごすわけにはいかないと、吉田が立ち上がる。

 旅の出発点は、世界遺産「姫路城」のある兵庫から。歴史的名城「姫路城」の秘密に迫るとともにもちろん地酒もいただく。岡山・倉敷では、明治創業の歴史を持つ酒蔵を訪問。昔ながらの製法で醸される酒の味に吉田も感動。広島では、蛸の街、三原へ。伝統の「蛸壺漁」を体験する。酒場では蛸料理に舌鼓をうつ。さらに、山口の岩国へ。日本を代表する木造橋「錦帯橋」などをめぐる。夜は、早く来ないと入れないという日々常連でごった返す人気酒場で地元料理と酒を堪能する。

 新年を迎えるタイミングでは、恒例となったカウントダウン樽酒鏡開きを行う。総移動距離290キロの酒場を求めて旅をする。

 大みそかの放送決定に吉田は「毎年この旅ロケに出ると必ずその土地の歴史に触れることになります。ですので酒の肴も当然、その土地の産地のものをいただくことになりますよね。今回は、兵庫を出発して瀬戸内を海沿いに、時には内陸にも行き、岩国まで行くのですが、広島の三原では伝統の蛸壺漁を体験しました。楽しかったですね。朝早くから漁に出るのですが、酔い止めを呑んで万全の状態で出港しました」と笑いながら振り返った。

 続けて、「漁を終えて帰ってくると港のおばちゃん達が待っててくれて、すぐにその場で酔心(広島の地酒)を呑みながら獲れたての蛸をいただきました。昼は昼で瀬戸内の海岸沿いにあるワイナリーにお邪魔し、おいしいワインをいただいて、いい加減酔っぱらったところで夜の酒場に繰り出しました(笑)。地域の産業に絡む楽しい旅でした。歴史的建造物も多いのでそこも楽しんでいただけると思います。一緒に年越しと新年を迎えましょう!」と呼びかけた。

次のページへ (2/2) 【写真】吉田類が岡山・倉敷の酒蔵や姫路城を巡る
1 2
あなたの“気になる”を教えてください