アイドルがおうち時間の“楽しみ”を続々提供 「AKB48」チーム8、11人が自宅ダンス撮影、生活スタイル公開

人気アイドルグループ「AKB48」の中でも、注目度の高い「チーム8」が11日、チームとしての新曲「ジタバタ」に合わせてメンバーがそれぞれ自宅で踊ったダンス動画を組み合わせた特別版を公開した。メンバー自身も“おうち時間”を少しでも楽しくできるよう、家での過ごし方を提案、個別YouTubeチャンネルをスタートするなど、現役アイドルたちは模索と前向きな取り組みを続けている。

今年1月のAKB48のコンサートに出演した「AKB48」チーム8【写真:ENCOUNT編集部】
今年1月のAKB48のコンサートに出演した「AKB48」チーム8【写真:ENCOUNT編集部】

会いに行けないからこそ…高シンクロ率の自宅ダンス「ジタバタ」動画、岡部麟は趣向凝らした生活スタイルのグラフィック制作

 人気アイドルグループ「AKB48」の中でも、注目度の高い「チーム8」が11日、チームとしての新曲「ジタバタ」に合わせてメンバーがそれぞれ自宅で踊ったダンス動画を組み合わせた特別版を公開した。メンバー自身も“おうち時間”を少しでも楽しくできるよう、家での過ごし方を提案、個別YouTubeチャンネルをスタートするなど、現役アイドルたちは模索と前向きな取り組みを続けている。

 スパニッシュ・ロック調の雰囲気を醸す「ジタバタ」のイントロとともに、11個に分かれた画面の中で、メンバーたちが踊り出す。ワンピースやスカートだったり、Tシャツの私服スタイルの服装。コンサートやテレビ出演時のような華やかな舞台衣装ではない。フローリングの床、白い壁やクローゼットの前で、11人がリズムに合わせてキレのあるダンスを見せ、異なる場所で個別に撮影したのにも関わらず、息が合っている。

 同曲はAKB48の57枚目の最新シングル「失恋、ありがとう」に収録されている。今回、AKB48の公式YouTubeチャンネルで公開されたのは、「ジタバタ」(エイトちゃんのおうち時間 ver.)だ。チーム8の坂口渚沙、岡部麟、吉川七瀬、小栗有以、小田えりな、永野芹佳、大西桃香、下尾みう、行天優莉奈、川原美咲、倉野尾成美の11人が参加した。YouTubeの説明欄では、「エイトちゃんたちは、今、おうちで何ができるかを日々楽しみながら模索中です。みなさんも、この『ジタバタ』(エイトちゃんのおうち時間 ver.)を見ながら、おうちでの楽しみを、いろいろ考えちゃいましょう!」と呼びかけている。

 同曲のセンターを務める人気メンバーの小栗は、自身のツイッターでチーム8のテレビ番組スタッフが制作したことを明かし、ファンやユーザーに呼びかけ。奈良県出身の大西は、「お家で踊ったよ!!!是非見てね! あと途中のカノンの所 揃ってるの凄い」とツイートし、“シンクロ率”に我ながら驚いたようだ。

今年1月のコンサートでキュートさを披露する「AKB48」チーム8の小栗有以【写真:ENCOUNT編集部】
今年1月のコンサートでキュートさを披露する「AKB48」チーム8の小栗有以【写真:ENCOUNT編集部】

 一方で、岡部は個人でも取り組みを開始。ツイッターで、「さあ…週末がやってくる!お家って素晴らしい!楽しいと安らぎが充実!」とつづり、「とあるアイドルのおうち時間Styleの提案です…岡部麟ver.」と題して、趣向を凝らしたグラフィックを公開している。

「#STAY AT HOME」と題して、自身の写真やイラスト、手書き文字を多用して制作。朝食や夕食、趣味の切り花・盆栽、メイクに加えて寝る前のストレッチの様子など、生活スタイルをポップにカラフルに披露している。かなり手の込んだビジュアルだ。

 また、AKB48グループは今年に入ってメンバーの個別YouTubeチャンネルを続々開設しているが、今月3日にはチーム8北海道代表メンバーの坂口が「なぎなぎTube」を開設して動画を公開。旭川市出身で旭川観光大使を務める彼女は、旭川冬まつり、氷彫刻世界大会に潜入した動画で地元の魅力をたっぷりアピールしている。まるで彼女と同じ時間を過ごしているような気分を味わえる動画はファン必見だ。

「会いに行けるアイドル」をコンセプトとするAKB48先輩チームとは異なり、「“会いに行く”アイドル」をコンセプトに誕生したチーム8は、2014年12月から全国ツアーをスタート。今月3日には全国ツアーのファイナル、結成6周年記念コンサートが横浜アリーナで開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ツアーファイナルは延期、6周年記念コンサートは中止となった(3月に開催予定だった茨城公演、熊本公演も延期になっている)。

 メンバーが会いに行くことも、ファンが会いに行くこともできなくなっている今、アイドルたちは自粛生活を送るファンたちと楽しい時間を過ごそうと、“今できること”にチャレンジしている。笑顔でまた会える日まで、アイドルたちが自粛生活を少しでも明るくしてくれそうだ。

次のページへ (2/2) 【動画】“高シンクロ率”の「ジタバタ」特別版
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