【クロサギ】黒崎VS御木本の因縁に決着! 怒涛の展開にネット興奮「最終回みたい」
King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)の第5話が、18日に放送された。騙し合いが繰り広げられた末の第1章完結に、「最終回みたいだった」「まだ5話?」と驚きの声があがっている。
繰り広げられる騙し合いに「これでまだ5話だよ」
King & Princeの平野紫耀が主演を務めるTBS金曜ドラマ「クロサギ」(午後10時)の第5話が、18日に放送された。騙し合いが繰り広げられた末の第1章完結に、「最終回みたいだった」「まだ5話?」と驚きの声があがっている。
同作は、平野演じる詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう)が、「詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ」となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
15歳の時、詐欺被害に遭った父が起こした事件をきっかけに家族を失った黒崎は、詐欺師への復讐(ふくしゅう)を決意。詐欺師界のフィクサーで甘味処「かつら」の店主・桂木敏夫(三浦友和)のもとで詐欺師の情報を得ながら、金銭狙いの詐欺師「シロサギ」や恋愛詐欺師「アカサギ」などを狙う「詐欺師のみを騙す詐欺師“クロサギ”」となった。表向きはアパートの大家をしながら、父を騙した詐欺師・御木本(みきもと/坂東彌十郎)にたどり着くべく、この世の詐欺師を一人残らず喰い尽くすことを生きる目的としている。
桂木の名前を利用して20億円をだまし取った御木本は、上海へ逃亡。桂木から“御木本を喰え”と指示された黒崎は上海へ飛ぶ。御木本は上海マフィア「レッド・ドラゴン」に50億円を返済するため、有力者たちに接触し桂木の名を使って詐欺を働こうとしていた。しかし桂木を介して黒崎と組んでいた有力者たちは、御木本に騙されたふりをする。
黒崎は御木本から20億円回収したものの、その過程で御木本の部下・垣根(金井勇太)が「レッド・ドラゴン」に殺されてしまう。本来なら御木本がそのターゲットになるはずだったが、桂木が手をまわし御木本をわざと逃がしていたのだった。垣根の死に心を痛めた黒崎は怒りをぶつけるが、桂木から真の目的を聞かされる。
桂木の目的は、「レッド・ドラゴン」と敵対するマフィア「キング・タイガー」との関係修復だった。桂木は、「レッド・ドラゴン」を敵にまわした御木本が「キング・タイガー」に逃げ込むと予想。「キング・タイガー」との仲がこじれていた桂木は、最初から御木本の裏切りを利用して「キング・タイガー」との関係を修復し、新たなマネーロンダリングルートの開拓を目論んでいたのだった。
日本にいながら黒崎も御木本も掌で転がす桂木に、SNS上では「桂木本当にやばい……」「桂木さんが一番怖すぎる」といった声が。
黒崎は桂木の指示通り「キング・タイガー」に接触。騙し合いを重ね、自身の命を狙われながらも、なんとか御木本を追い込んだ。「キング・タイガー」を敵にまわした御木本は死を覚悟する。御木本のもとに現れた黒崎は、「お前が覚えてもない、ちっぽけなカモの息子に、お前は破滅させられた。お前はここで終わりだ」と追い詰める。しかし御木本は余裕の表情で、「それでも、お前の復讐(ふくしゅう)は終わりじゃないけどな」と語る。「お前の敵は、俺で終わりじゃない。後は自分で探せ」と意味深な言葉を放つのだった。
御木本は葉巻をふかしと共に銃声が響く。復讐(ふくしゅう)を果たしたはずの黒崎は、雨に打たれながら崩れ落ち、号泣するのだった。
怒涛の展開を重ねながら、ついに御木本との決着がついた第5話。SNS上では「相当濃厚な第5話でした」「これでまだ5話だよ」「もはや最終回やん!」といったコメントが。また「あの涙に揺さぶられた」「最後の泣きのところがもう……」と切ない気持ちになった視聴者も見られた。