【ONE】平田樹との試合消滅、ハム・ソヒが失望露わ「謝罪、反省のそぶりは一切無し」
アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」は19日、格闘技イベント「ONE 163」(19日、ABEMAでPPV配信、シンガポール・インドアスタジアム)で行われる予定だった元RIZINファイターのハム・ソヒ(韓国)と平田樹(フリー)のカードがなくなったことを発表した。
ハム・ソヒがSNSで思いつづる
アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」は19日、格闘技イベント「ONE 163」(19日、ABEMAでPPV配信、シンガポール・インドアスタジアム)で行われる予定だった元RIZINファイターのハム・ソヒ(韓国)と平田樹(フリー)のカードがなくなったことを発表した。
同カードを巡っては18日に行われた1回目の計量で体重は約200グラムオーバー。ハイドレーション(尿比重)テストの基準値「1.00250」も下回ることができなかった。約2時間後の再計量でも体重を落とし切れず、ハイドレーションテストも「1.00331」で、ボーダーラインを下回れなかった。一方のソヒは尿比重を「1.00031」。体重も114ポンド(51.70キロ)で一発クリア。
平田は8月の前戦でもハイドレーションテストで既定の数値をクリアできず、キャッチウェイトでの試合となっていた。今回が3度目の計量失敗となった。
キャッチウェイトでの試合を承諾しなかった形となるハム・ソヒは自身のインスタグラムを更新し、長文で思いをつづっている。
「明日は戦いたかったが、試合をキャンセルすることにしました」と切り出し、自身もこれまで最初の計量でクリアできなかった過去を「とても恥ずかしかった」と回想。それだけに「だから今回は、本当に一生懸命トレーニングを行い、たくさんの血と涙を流し、準備をしました。そして今日、最初の計量で水分チェックと体重のテストに合格しました」とした。
一方で平田に対しては「しかし相手は最後まで体重も水分チェックも失敗。違う相手だったら、戦っていただろう。誰でも一度は過ちを犯します。しかし彼らが同じ過ちを2度も、3度も繰り返している。それは大きな問題です。彼女にとっては初めてではない。そして、今回も失敗したあとも、謝罪、反省というそぶりは一切ありませんでした。私は彼女を信じすぎていたようです」などと続け、失望を露わにしていた。