日本野球機構（NPB）とコナミデジタルエンタテインメント共催のプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALLプロスピAリーグ」（通称：スピリーグ）」の2022シーズンが絶賛開催中だ。ENCOUNTでは大会のスペシャルサポーターに就任した「乃木坂46」「櫻坂46」「日向坂46」の野球大好きメンバーに特別インタビューを敢行。第3回目は千葉ロッテマリーンズのファンで、ZOZOマリンスタジアムで売り子としてアルバイト経験もある乃木坂46・柴田柚菜に話を聞いた。（取材・構成＝安藤かなみ）

――スピリーグの試合を実際にご覧になってみて、雰囲気はいかがでしたか。

「ゲームは自分で“やるもの”だと思っていたので、こんな風にお客さんがいて、応援している人、実況があるのは初めての経験で新鮮でした！　その場にいれたことが楽しかったです。これまで、eスポーツに対しては“ゲームの世界”だと思っていたのですが、実際に見てみると、本気になっちゃう気持ちがわかりました。ロッテファンの皆さんと選手は、試合中の一体感はどこのチームにも負けていないと思います！」

――ロッテファンはリアルなプロ野球でも熱のこもった応援で有名ですよね。

「チアをやっていたときも感じていましたが、売り子をしているときはスタンドを歩き回るので、より近くに感じていましたね。内野を回っているときでも、外野スタンドが近くにあるように声が聞こえてきて……。他の球場に行ったときに、『ロッテはすごいんだな』と改めて感じました」

――柴田さんがロッテを応援するようになった経緯を教えてください。

「もともと、お母さんが巨人ファンで、野球は小さいころから身近な存在でした。応援したり、熱くなったりするスポーツが好きなんです。その中で野球が一番身近にあったので好きになりました。ロッテが好きになったのも、身近にチアがあったり、どこに行っても球団のポスターが貼ってあったり、チバテレビのCMを見たり……。近くにロッテがあったから、応援するようになりました。マリーンズダンスアカデミー（球団のチアスクール）には、小学校の低学年から4、5年は通っていました。楽しかったです！」

――乃木坂46には野球好き、中でもパ・リーグのファンが多いそうですね。試合を見ながら盛り上がったりするのでしょうか。

「夏の全国ツアー中にプロ野球の速報アプリをよく見ていて、同期の黒見明香ちゃんとはよく話をしていたのですが、先輩とはあまり話せていなくて……。（向井）葉月さんと久保（史緒里）さんがお話されているのを陰からこっそり見て、『いいな、私も混ざりたいな』と思っていたりはしました。先輩と後輩で関わる機会がそこまで多いわけではないので、空いているちょっとした時間で野球の話ができると楽しいです」

――黒見さんはプロスピAのガチ勢ですが、アプリで一緒に遊ぶこともありますか。

「もともと、アプリはダウンロードしてあったのですが、スペシャルサポーターに就任するにあたって、『もうちょっとやらないと』と思って最近はちゃんとログインして、ボーナスももらっています（笑）　見てもらいながら試合もやっているのですが、あまり悪いことを言ってくれなくて、なんでも『すごい』と褒めてくれるんです。もう少し厳しく言ってもらえると、より成長できると思います（笑）

　スピリーグは野球の話題が少なくなる期間シーズンオフに開催されていているので、坂道グループで12球団のファンの皆さんを盛り上げることができるのはすごくいいことだなと思っています」

□柴田柚菜（しばた・ゆな）2003年3月3日、千葉県出身。乃木坂46四期生。12月7日リリースの31stシングル「ここにはないもの」選抜メンバー。

○「eBASEBALLプロスピAリーグ」（通称：スピリーグ）とは
モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」を使用した、日本野球機構（NPB）とコナミデジタルエンタテインメント共催のプロ野球eスポーツリーグ。プロ野球12球団を代表する各球団3名、計36名のプロプレイヤーがセ・リーグとパ・リーグのeペナントレースを戦い抜き、日本一を目指す。今後の日程や、スペシャルサポーターの出演予定は公式WEBサイト（https://e-baseball.konami.net/prospi_a_league/）に記載。