教育評論家の尾木直樹氏が8日、ブログを更新。「児童手当足りません!」と訴えた。

　新型コロナウイルス感染拡大による経済対策の一環で、政府は子育て世帯の支援を表明。児童手当の受給世帯に対し、児童1人あたり1万円を上乗せする方針を示した。

　これに対し、尾木ママは学校の休校や幼稚園・保育園等の休園により、さらに家計が圧迫されていると指摘。

「三食食べる食事代のかさむこと!」「パートや残業代が減って収入減」「30万円給付を受けられる世帯はたったの2割しかない!」などの理由を挙げ、児童手当の増額を求めた。

　具体的には「一人につき3万円はどうでしょうか!」とつづり、児童手当支給の条件に当てはまらない高校生や大学生への支援も検討すべきと主張した。

　コメント欄には「1人3万円、賛成です!」「尾木ママの言うのが理想です。収入減に加えて、支出増で、、」「経済めちゃくちゃになって減給必至なので一人につき月一万円支給されても高くないと思う」「18歳までなど年齢も引き上げたりしてくれたらどれだけ助かるか」「高校生、大学生にはほんと支援がないのが現状です」「大学生もバイトできません」など賛同の声が寄せられている。

　内閣府によると、児童手当は3歳未満で一律1万5000円、3歳以上~小学校修了前までは一律1万円(第3子以降は1万5000円)、中学生は一律1万円となっている(いずれも子1人あたり月額)。