【鎌倉殿の13人】義時の怒りの矛先に注目「このままでは済まさん」

俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第41回で和田合戦が描かれ、和田義盛(横田栄司)の最期が描かれた。一方で、仲の良かった和田を義時に討ち取られた源実朝(柿澤勇人)は心を許せる者は鎌倉にはいないと語り、義時との関係が悪化する様子もうかがわせた。気になる11月6日放送の第42回の見どころを探った。

泰時(坂口健太郎)と話す義時(小栗旬)【写真:(C)NHK】
泰時(坂口健太郎)と話す義時(小栗旬)【写真:(C)NHK】

小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ 第42回の見どころを探る

 俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第41回で和田合戦が描かれ、和田義盛(横田栄司)の最期が描かれた。一方で、仲の良かった和田を義時に討ち取られた源実朝(柿澤勇人)は心を許せる者は鎌倉にはいないと語り、義時との関係が悪化する様子もうかがわせた。気になる11月6日放送の第42回の見どころを探った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、決意を新たにした源実朝は、後鳥羽上皇(尾上松也)を手本として人任せにせず自ら裁定を下すことを決意。泰時(坂口健太郎)をそばに置き、自身の政を進めるという。一方、鎌倉内での地位を盤石なものとした義時は、のえ(菊地凛子)に勧められて執権を名乗ることを決断。未熟な実朝らをけん制する。実朝と義時との関係がうまくいっていないことに政子(小池栄子)が気をもむ中、源仲章(生田斗真)が京から戻り……という展開とされる。

 第41回の本編終了後の予告編では実朝が「父上がつくられたこの鎌倉を源氏の手に取り戻す」と、決意を示す様子が紹介された。また、公式サイトの予告編の映像には実朝について「上皇を後ろ盾に」という字幕があった。その後、「実朝が描く夢」という字幕に続き、実朝の「船は造れるか」と話す声と「唐船建造」の字幕が映し出された。すると義時の「船など必要ござらん」という声が響いた。泰時に「鎌倉は父上一人のものではない」と言われると義時は「黙れ」と一喝。最後には「このままでは済まさん」と誰かに怒りをにじませていた。

 義時と実朝の関係の悪化はますます顕著になっていくようだ。これまで義時と対立したり、邪魔になった存在は表舞台から排除されてきた。2人の関係が今後どう描かれ、義時の怒りがどういう結果を招くか注目したい。

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