K-1ファイターの安保瑠輝也が28日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。11月3日の「BreakingDown6」に出場するチョン・ツーウェイに打撃指導を行っている。

　ツーウェイは「BreakingDown5」で“なぞの中国人”として脚光。あおられた際には「サラウゾ」と発言し、大会を大きく盛り上げていた。今大会では元プロボクサーと対戦することが決定している。

　スパーが始まるとオーソドックスのツーウェイはいきなりあいさつ代わりのボディーストレートを当てる。身長差もある安保に対して全く引くことはなく前進していった。

　対する安保はさすがはプロ。ツーウェイの打ち終わりにはしっかりとカウンター気味の左フックを合わせていた。2R以降にはスピードを上げ、それまで前進していたツーウェイを圧倒した。

　スパー後、安保は攻撃の散らしを説明する。「ボディーをやるにしてももうボディーしか来なかったらガードできる。ボディー守ったと思っても次上くるからここ（脇）が空くでしょ？」と口にする。

　ツーウェイのパンチについては「やっぱりボクシング上手いん知ってた。しかも当て感もいい。クリーンヒットじゃないけれど触られているんですよ。練習で顔触られることすらなくて。僕の顔に触れるってことは距離と当て勘が相当いいんですよ」と評価。その上で「それをもっと散らせる蹴りをいれる。2段蹴りとかはする必要ないので」と指摘した。

　安保はツーウェイの弱点もミット打ちで見抜いた。「蹴る前に蹴りがくるって分かる」と話し、ノーモーションで出す方法を指導。その後も左ミドルを出すタイミングやステップを教えていた。

　この映像に視聴者からは「ホントにすごい」「根性えぐすきる」「飲み込みもめちゃ早いすごい」「教え方上手すぎる」「さらに強くなったチョン」「二人とも尊敬しか無い」などのコメントが寄せられている。