歌手で女優の小泉今日子が18日午後5時半から生放送されたニッポン放送「古家正亨 K TRACKS BTS マイ・ベスト・リクエスト」に出演し、BTSの兵役入りについて思いを語った。

　小泉はコロナ禍の2020年から人生初の“推し”となったBTSやK-POPの魅力にハマり、BTSのファンクラブにも入会。BTSのおかげで毎日の生活が豊かになり、生活に欠かせない存在になっていると常々メディアで語っている小泉は、午後7時過ぎに登場した。司会を務めるラジオパーソナリティーの古家正亨さんから「芸能界きってのARMY（BTSのファン）」と紹介されると、「まだひよっこです。古家さんに教えてほしいです」と謙遜。小泉は普段から大学教授らが書いたBTSの研究本を読んで分析しているといい、「そういうオタクです。その深さにびっくりするんです」と明かした。スタジオには小さなキーホルダータイプのアミボム（BTSのペンライト）を持参し古家さんとアシスタントを務める同局のひろたみゆ紀アナウンサーを大喜びさせた。

　BTSが15日に釜山アシアードメインスタジアムで開いた単独コンサート「Yet To Come in 釜山」には行けなかったため自宅で配信動画を観賞。「急いで家に帰って来てスタンバイして見ましたが、2曲でサーバーが止まった組に入ってしまいました。あまり推奨されない方法で全部見ました」と苦笑い。ステージについては「素晴らしかったですね。セットリストも。本当に（今年6月に発売したアンソロジーアルバム）『Proof』という作品集の総まとめみたいでした」と感激。メンバーの入隊問題には「ARMYもやきもきしていたと思う。でも、（兵役に）行くだろうと思っていただろうし、決まったら決まったで気持ちを切り替えて前向きな方向に行けるのがARMYの素晴らしさ」と希望を語る一方、「メンバーの顔がちょっと複雑に見えたりしてたんで、過去にさかのぼりながらいろんなことを感じながら歌ったのかな、すごく今この瞬間を本当に味わって楽しもうとしていたのかな、と後から思いました」とメンバーの胸中を想像した。

　一方、当日のステージ構成については「アーティストとして一流。生バンドが入ったステージは難しいのに完璧なダンスもできて。ギターの方は（米シンガー・ソングライターの）ブルーノ・マーズのツアーで回っていた人っぽいです。すごいセンスがよくて」とアーティストらしい分析を披露。さらに、最近ハマっているメンバーを聞かれると「全員好きですが、SUGAさん、いちいちヤバイですね。訴えるレベルでヤバイです。釜山コンのラップとかも自由で」と楽しそうに語った。自身のリクエスト曲としては「HOME」を選んでリスナーに紹介した。