【アトムの童】天才ゲーム開発者・那由他の過去とは? “仲間”との敵対に視聴者注目
俳優の山崎賢人が主演を務めるTBS日曜劇場「アトムの童」(午後9時)が16日にスタートした。
那由他と隼人の過去に何が? 「隼人は善なの?悪なの?」
俳優の山崎賢人が主演を務めるTBS日曜劇場「アトムの童」(午後9時)が16日にスタートした。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する通称「インディー」と呼ばれる天才ゲーム開発者・安積那由他(あづみ・なゆた)が、競争の激しいゲーム業界で巨大企業相手に挑戦する物語。主人公の那由他を山崎が演じ、那由他の過去を知る重要人物・菅生隼人(すごう・はやと)を松下洸平、老舗玩具メーカー「アトム玩具」の一人娘・富永海(とみなが・うみ)を岸井ゆきのが演じる。
「ジョン・ドゥ」という名義で活動していた若き天才ゲーム開発者・那由他。誰も素顔を知らないことから、「ゲーム業界のバンクシー」と称されている。ジョン・ドゥが2015年に開発したゲーム「ダウンウェル」は隠れた名作として人気を博しているものの、以降新作が出ることはなかった。那由他はある出来事がきっかけでゲーム開発から離れ、現在は自動車整備工場で働いている。
老舗玩具メーカー「アトム玩具」の社長・富永繁雄(風間杜夫)を父に持つ娘の海は、やよい銀行の融資課勤務。父から融資の相談を受けるも、業績悪化を理由に断っていた。そんな中、繁雄が脳梗塞で倒れてしまい、さらにアトム玩具の工場は火事で全焼してしまう。
廃業の危機に直面したアトム玩具。海は復活を願う父の思いに動かされ、銀行を辞めて跡を継ぐことを決意。新たな業態としてゲーム開発を思いつく。そこで、自身の大好きなゲーム「ダウンウェル」を開発したジョン・ドゥとコンタクトをとろうと試みる。
アトム玩具の大ファンである那由他は、ひょんなことから自分とコンタクトを取りたがっている海と出会う。アトム玩具復活に向けて、「ジョン・ドゥにゲームを開発してもらいたい」と夢見る海。「ダウンウェル」のバグを見つけて報告すればジョン・ドゥに接触できるため、海は必死にバグ探しに明け暮れる。その姿に那由他は心を動かされる。6年離れていたゲームをプレイし、海がバグを見つけやすいステージまで進めたのだった。
ついにバグを見つけ報告した海。那由他は海の前に現れると、自分がジョン・ドゥであることを明かし、アトム玩具でのゲーム開発を引き受けると告げた。
SNS上では「面白かったなー!熱くなった」「バグを探させる為に那由他がゲームを6年ぶりに楽しそうにやってる姿や、ジョン・ドゥの正体を明かした時……アトム玩具に協力するって言った時も鳥肌!!」といった声が挙がった。
一方、大手IT企業「SAGAS」の社長・興津晃彦(オダギリジョー)は、那由他がジョン・ドゥとして6年ぶりにゲーム開発することを知る。興津は過去に那由他が作ったゲームを奪い、ゲーム事業でも名をはせていた。アトム玩具の買収に失敗した興津は、新たなゲームプロジェクトを進める。そのチームには、過去に那由他とともに「ダウンウェル」を開発した隼人が迎え入れられた。
「期待してますよ。6年ぶりとなるジョン・ドゥの新作」と隼人を歓迎する興津。実はジョン・ドゥは那由他と隼人の共同名義だったのだ。もともと仲間だった2人が敵対しており、SNS上では「あれ、敵方で登場するの?」「隼人は善なの?悪なの?」「なぜ那由他と隼人が対立しているのか」と盛り上がった。
※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき