【RISE】那須川龍心、兄・天心デビューの地で判定勝利 2Rには強烈なボディー膝蹴り
那須川龍心(TEAM TEPPEN)が2014年に那須川天心がデビューした地で吉田亮汰朗(BK GYM)に3対0の判定勝ちを収めた。
第1試合、フライ級(51.5キロ)
立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022」(15日、東京・大田区総合体育館)第1試合、フライ級(51.5キロ)、3分3R
那須川龍心(TEAM TEPPEN)が2014年に那須川天心がデビューした地で吉田亮汰朗(BK GYM)に3対0の判定勝ちを収めた。
1R、飛び蹴りから入った龍心。突きさすようなジャブからの右ストレートを当てていく。サウスポーの吉田相手に対して左回りに動いていく。セオリー通りの動きで圧倒した。
2R、このラウンドも龍心のペース。先制攻撃、相手にはすぐにロープを背負わせる。残り30秒あたりで強烈な膝をヒットさせる。吉田のボディーをとらえ、後退させていた。
3R、ゾーンに入っているような動きだ。吉田の打撃を避け、素早くコンパクトに当てる。龍心は顔面に攻撃を集中させるがKOとはならなかった。
この試合、吉田にはイエローカードとレッドカードが出ていた。
兄は神童・天心。構えは天心とは違いオーソドックスだ。プロ3戦目となる8月の平山龍馬との戦いでは序盤からダウンを奪うなど圧倒。3RTKO勝ちを収めていた。それでも「レフェリーに止められなかったら倒せなかった」と振り返った。
公開練習では「僕にはパワーとかはないと思うので、今回はタイミングで倒したい」と意気込んでいた。
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【写真】ゴングが鳴ったと同時に飛び蹴りを放つ那須川龍心