「=LOVE」メンバーが明かすリーダー山本杏奈の頼もしさ「いなかったら崩壊していたかも」
通算12枚目のシングル「Be Selfish」をリリースしたアイドルグループ「=LOVE」から齋藤樹愛羅、齊藤なぎさ、野口衣織、山本杏奈の4人のインタビューをお届けする3回シリーズ。今回はカップリング曲の注目ポイントや、前回の野口に続いて、樹愛羅、なぎさ、山本の最近の成長ぶりついて聞いた。
山本が語った「イコラブの秘密兵器」とは?
通算12枚目のシングル「Be Selfish」をリリースしたアイドルグループ「=LOVE」から齋藤樹愛羅、齊藤なぎさ、野口衣織、山本杏奈の4人のインタビューをお届けする3回シリーズ。今回はカップリング曲の注目ポイントや、前回の野口に続いて、樹愛羅、なぎさ、山本の最近の成長ぶりついて聞いた。(取材・文=福嶋剛)
――今回は「Be Selfish」のカップリング曲についてお聞きします。最初に「好きって、言えなかった」。こちらも「Be Selfish」に続いて野口さんがセンターを担当しています。今回それぞれ表情がまったく違う2曲のセンターを担当していてこれもまた面白いですね。
野口(衣織)「ありがとうございます。そうなんです。久しぶりに学生っぽい雰囲気の楽曲を歌わせていただきました。しっとりとした静かな曲なんですが、すごく切なくてちょっと不器用な気持ちも歌詞に詰まっていて繊細で、そして温かい曲なので、ぜひ何度も聴いていただき、みなさんそれぞれのいろんな想像を膨らませながら楽しんでほしいです」
――そして「わたし、魔法使い」は、大谷映美里さんとなぎささんのユニット曲です。まさに“元気いっぱい”という感じの可愛いらしいナンバーです。
(齊藤)なぎさ「この曲は、本当に曲全体がピンク色っぽく感じるような可愛い曲なんですが『Be Selfish』に通じる自分への応援歌というか、毎日みんな頑張っているけど、それは誰かのためじゃなくて自分のためなんだよっていう意味も含まれているんです。とにかくピンクや香水とか、可愛らしい言葉が出てくる歌なんです。指原さんって、歌詞にシンデレラとかお姫様系の言葉をたくさん出されるんですが、私はそこを結構歌うことが多くて、今回もまたシンデレラという歌詞の部分を歌ってます」
――なぎささんはシンデレラ率が高いんですね。
なぎさ「そうなんです。あと振りも魔法使いっぽくて可愛いくて朝メイクをしながら聴くのがおすすめです(笑)」
――ありがとうございます。つぎに「真夜中マーメイド」こちらは樹愛羅さん解説をお願いします。
樹愛羅「はい。舞香ちゃん(佐々木舞香)のソロ楽曲なんですが、舞香ちゃんに『もうすごく良い!』ってずっと言いながら聴きました(笑)。これまでも切ない恋愛の曲をたくさん歌ってきたんですが、舞香ちゃんの裏声がすごくきれいな高音なので、私大好きなんです。とっても儚い曲なので、これは絶対にファンの方もみんな好きになるだろうなって思う曲です」
――ありがとうございます。山本さんには、新曲「笑って フラジール」をリリースした「≒JOY」についてお聞きします。
山本「そうですね。この前、公開されたMVを見させていただいたんですが、やっぱりみんなプロっぽいというか、まだ2曲目でメジャーデビューをしていないのにすでに完成されていて。特に今回のMVを見て1人1人が、すごく輝いているなっていう印象です」
樹愛羅、なぎさ、山本の成長ぶりを語る
――さて、前回のインタビューで野口さんの成長したところを3人にお聞きしましたが、今回は山本さん、なぎささん、樹愛羅さんの3人の成長ぶりをお聞きしたいと思います。まずはなぎささんについて。
山本「では代表して私から。なぎさは対応力に優れていて、誰かから何か話を振られた時、なぎさの対応スピードはめっちゃ速いんです。そこがすごすぎて、先日『24時間テレビ』(日本テレビ系列)のイベントに出演させていただいた時も、私はなぎさをめちゃくちゃ頼ってしまいました。でも『全然大丈夫だよ!』って言ってくれて。私より年下なんだけど頼りがいのある存在です。グループ活動以外で学んだことをイコラブに還元してくれていて、すごく感謝しています。加えて、なぎさの歌の成長が結構大きくって、最初の頃はあんまり裏声とか高い声が出ないって言っていたんですが、今は、どこが出ないの?っていうぐらい歌の安定感がすごいんです」
――リーダーからのありがたいお言葉ですね。
なぎさ「めちゃくちゃうれしいです」
――次は樹愛羅さんです。
なぎさ「すごく自分の意見を言ってくれるようになったところが大きく変わったなって思います」
山本「私は樹愛羅を“イコラブの秘密兵器”だと思っていて。歌声もそうですし、ダンスもそうですし、すべての平均値が高いんですが、でも“秘密兵器感”があるんですよ」
なぎさ「それを本人が分かっていないところが可愛い」
野口「万能なんです。どのメンバーと組んでも違和感がないし、お互いを引き立ててくれるので、たとえるならば“万能調味料”だと思います」
――そしてリーダーの山本さんです。
野口「成長ぶりと言えば眉毛しか出てこない(笑)」
山本「いやいや。それはほめてないよー(笑)」
なぎさ「最初からすごかったんですけど、最近はさらにグループを引っ張っていく力がすごいって感じます。メンバーが口に出さなくても誰が悩んでいるのかすぐ分かるし、=LOVE、≠ME、≒JOYで『イコノイジョイ 2022』をやった時も、先頭に立って引っ張ってくれました。メンバーの中で一番小柄なのに一番大きな背中を見せてくれるのが本当に頼もしいです」
山本「ありがとう。でもなんか余計なひと言が入ってたかな?」
なぎさ「(笑)本当に杏奈がいなかったらイコラブはどこかで崩壊していたかもしれない」
野口「それだけ背負っているからこそ大丈夫かなって逆に心配になることもあるんです。小さな体がもっと小さくなっちゃったらどうしようって」
山本「小さいはいらない(笑)。でもね、みんな成長してきたから、これからはちょっとずつ分け与えながらやっていきたいって思っています」
――いざとなったら最後にとびっきりの万能調味料が控えていますから(笑)。
山本「そうなんですよ。うちの秘密兵器に登場してもらいましょう」
樹愛羅「ウフフフ(笑)」
全員「(笑)」
□=LOVE(イコールラブ) 代々木アニメーション学院バックアップのもと指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。2017年9月、ファーストシングル「=LOVE 」でメジャーデビュー。これまでにリリースしたシングルは、すべてオリコン・週間ランキングトップ10入りを果たしており。21年5月にリリースしたファーストアルバム「全部、内緒。」はオリコン週間アルバムランキング初登場1位を獲得。9/25(日)には、過去最大規模のコンサートとなる5周年コンサート「=LOVE 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」(国立代々木競技場 第一体育館)を成功に収め、、次なるステージへと突き進んでいる。