タレントのウエンツ瑛士が13日、都内で行われたテレビ東京系日経スペシャル「60 秒で学べる News」初回収録後の合同取材会に登場した。当日は、同番組でアシスタントを担当するテレビ東京の田中瞳アナウンサーも登壇し、同番組をアピールした。

　初回収録の印象をウエンツは「どこをお伝えすれば視聴者の方にニュースが届くのかという部分とやっぱりテレビでエンタメにしなければならない部分と、トライアルでやったときより要点が明確になってきたと思います」と語り、「どうしてもテレビでニュースをやっているとき、お忙しい方は流し見だったりすると思うんです。流れが速い世の中なので、一歩踏み込んで調べきれなかったことなど、『あれ、なんだろうな』と思うような問題をこの番組で抽出してお届けできればと思います」と同番組をアピールした。

　報道陣から「MCをやるに当たって他のタレントさんから言われたことはありますか」という質問が上がると、ウエンツは「特にアドバイスみたいなものをいただいたことはなかったんですが、『あんた、そっちに行こうとしてんの？』というようなことは相当、言われました。だいぶちゃかされました。何もそういうことは考えてないです。これまでバラエティー番組を一緒にやってきた方がゲストとして出演していただけるので、そういった方と一緒にやれるというのは、今まで蓄積したものを使えるんじゃないかと思いながら、やってました」と笑いを誘いつつ、意欲を見せていた。

　また、報道陣から「ウエンツさんの回しぶりはいかがですか」と聞かれた田中アナは「私が言うのはアレですけども、いつでもニュースキャスターになれるような、なんでもできる方なんだなと近くで見ていて思いました」と笑顔で答えていた。

　その他「どんなMCになりたいなというのはありますか」という質問があがると、ウエンツは「キャスターになろうと思ってないです。学んでいる立場であるので、こういう風になりたいというのはないです。この年齢になって芸能界で言うと後輩が増えてきて、もう一回、いろんなことを勉強しなければならないんだなと気付かされる番組になっていて、必死にならなくてはならないんだなと思っています」と心境を明かしていた。

　同番組では、普段何気なく見ているニュースの背景や意味を、専門家やジャーナリスト、テレビ東京記者たちが60秒で解説。経済や政治、国際問題から、若者に人気のワードや、気になる話題の人物の意外な一面などを紹介していく。10月19日21時から放送スタート。