明石家さんまが司会を務める日本テレビ系「踊る！さんま御殿!!」3時間スペシャルが、11日午後8時から放送される。総勢38人の有名人たちが3パートに分かれて登場する。

「プレミアムゲスト大集合SP」パートに続く最後の「明石家さんまに一言いいたい人たち」では、25周年の節目にさんまにアレコレ言いたい芸能人が大集合。さんまと親交の深いタレントのヒロミや、4年半ぶりの登場となる坂上忍、さんまに泣かされた過去がトラウマになったという女優の星野真里、さんまと舞台で共演する俳優の生瀬勝久、中尾明慶らが登場する。さらに、さんまと共演経験のある八木亜希子、久代萌美、久慈暁子ら元フジテレビアナウンサーの3人がさんまに立ち向かう。

「明石家さんまが鬼に見えた時」というテーマで、坂上は「今日言っちゃっていいんですよね？」と念押しし、「さんま御殿」のあるコトについて「心がおかしくなる」と悲鳴を上げる。ほかの出演者たちからも「鬼の形相」（中尾）、「怖かったです」（大江裕）、「泣きました」（星野）、「人の痛みがわからない」（生瀬）と、さんまの恐怖エピソードをここぞとばかりに続々暴露していく。

　八木は「私、婚約破棄されたことになってたんですけど……」と身に覚えのないことをさんまに言いふらされたと訴える。出演者から怒涛（どとう）の訴えにさんまは「みんなを傷つけているのか」「それはわざとや！」と反省や弁明をする。

　ヒロミは、さんまのとある裏切り行為に「鬼だ！」と嘆くと、さんまは「大変申し訳ございません」とすぐさま土下座をするシーンも。それぞれが胸に秘めていたさんまへの不満エピソードに全員が共感の嵐となる。

　収録を終えたさんまは今回の見どころについて、「今回の収録も面白かったです。『我慢してたけど明石家さんまにダメ出ししたい事』ブロックでは、今まで仲良かった人たちから苦情が殺到しまして……そこでの僕の切り返し、素晴らしいです！　以上です。僕を見てください！」と“さんま節”を交えながらコメントした。