【RISE】那須川龍心、プロ4戦目へ アマ時代との気持ちの変化明かす「倒そうと思うように」
立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022」(15日、大田区総合体育館)で吉田亮汰朗(BK GYM)と対戦する那須川龍心(TEAM TEPPEN)が5日、公開練習を行った。
「前回はレフェリーに止められなかったら倒せなかった」と冷静
立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022」(15日、大田区総合体育館)で吉田亮汰朗(BK GYM)と対戦する那須川龍心(TEAM TEPPEN)が5日、公開練習を行った。
1分半のミット打ちを行った龍心。兄・天心を彷彿(ほうふつ)とさせるような素早い打撃を披露。強烈な膝蹴りも見せていた。
公開練習後のインタビューでは兄に動きが似てきたのではと聞かれると「似せているという感じはなく、意識しているわけではないです」と答えた。
9月20日には「THE MATCH 2022」の試合映像が公開。改めて兄の大きさを感じたという。「すごいことをやっている人なんだなと思う。天心がいなくなった分、誰がRISEを盛り上げるかという状況になっている。僕が引っ張っていきたいという気持ちはあります」と決意も明かした。
プロ3戦目の前戦で平山龍馬に3RTKO勝ち。プロ初のKO勝利だが冷静に自身の課題を分析していた。「倒せるチャンスもあったし、そこで力みすぎたところもある。そういう場面でも力まずにいかに自分の打ち方とかできるようになるかというのは今の課題ですね」と振り返る。
距離が近すぎたと前置きした上でKOの感触についても口にした。「そのなかでこうしたら倒せるなとかこのタイミングなら倒せるというのはやっていて感じました。まだ僕にはパワーとかはないと思うので、今回はタイミングで倒したいと思います」。
プロ4戦目、アマチュアとは違うプロキックの世界にもアジャストしてきている。「アマチュアのころは倒そうとか全く思っていなかった。プロはグローブも小さい。その部分で倒せるチャンスというのは増えてきています。今まで思っていなかったのに、すごい倒そうと思うようになったので気持ちの部分の変化はありますね」と口にした。
一方で「前回はレフェリーに止められなかったら倒せなかったと思うので、まだ気持ちよくは倒せていないですね」と悔しさもにじませていた。