【RIZIN】榊原CEO、ごぼうの党の“花束騒動”に土下座で謝罪「本当にすみませんでした」

格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ)のカード発表会見が30日、行われた。RIZINの榊原信行CEOはごぼうの党・奥野卓志代表の“花束投げ捨て騒動”について改めて言及した。

会見に出席した、榊原信行CEO【写真:山口比佐夫】
会見に出席した、榊原信行CEO【写真:山口比佐夫】

「こんなに悲しいことはない」

 格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ)のカード発表会見が30日、行われた。RIZINの榊原信行CEOはごぼうの党・奥野卓志代表の“花束投げ捨て騒動”について改めて言及した。

 榊原CEOは「こんなに悲しいことはない。一歩ずつ紡いできたものを、品性下劣で心無い行動。テロ行為ですよね。あのシーンを見るごとに吐き気がするし、悔しくてなりません。RIZINという舞台で未然に防げなかったのかなと、何度も自戒しています。見ていただいた方にお詫びしてもしきれない。申し訳ない思いで、今もいっぱいです」と改めて謝罪した。

 さらに「想定ができていなかった」としつつ、「2度と起きないようにします。間違ってもああいう行為に及ばないかという確認が出来ていなかった」と続けた。

 メイウェザーにも再度説明したようで、「彼としては信頼してくれていた日本のこと、彼の中では消化が出来ていなかったようで辛そうでした。心中察するには色々な思いがあるのだろうなと。今回起きたことへの謝罪と2度とこういうことを何があっても起こさない。誓約書を作ったり、改善を作ったりして、10月の大会へ向けて準備を進めたいと思っています」

 そして「謝罪とはどういうものか、日本は礼節を重んじる国。世界中の人たちに申し訳ないという思いを伝えたい。ここで土下座をさせていただきたい。それで世界中のお詫びを伝えたい。生まれてこのかた一度もない。ただ最終責任者として起こしてしまった。自戒の念を込めてお詫びをさせていただく」として土下座で謝罪した。

 25日に行われた格闘技イベント「超RIZIN」でフロイド・メイウェザー(米国)への花束贈呈で、袴姿でリングに上がった奥野代表が花束を渡さずマットに投げ捨てていた。この振る舞いにネットが炎上。各方面から批判が殺到し、RIZIN榊原信行CEOが謝罪する事態となっていた。

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