ごぼうの党の奥野卓志代表が30日、同党のYouTubeチャンネルで会見。改めて“花束投げ捨て騒動”について真意を説明した。奥野氏が公式の場で説明するのは騒動後初めてのこと。

「緊急釈明会見」と銘打った会見で奥野氏は騒動に言及。「私には私の考えがあって、その場のノリではなく、あえて私の意思でやったことですので、謝罪に関しては私の思うところもあったのですが、どのような事件も大義名分があったとしても、起こしてしまったことに関しては別問題」として、「迷惑をかけたり、悲しませてしまった方に謝罪をするべきだと、YouTuberのヒカルさんにも諭されて、まずは謝罪の動画を出させていただきました」と語り、釈明の言葉を続けた。

　25日に行われた格闘技イベント「超RIZIN」でフロイド・メイウェザー（米国）への花束贈呈で、袴姿でリングに上がった奥野代表が花束を渡さずマットに投げ捨てていた。この振る舞いにネットが炎上。各方面から批判が殺到し、RIZIN榊原信行CEOが謝罪する事態となっていた。

　奥野代表は29日にはYouTuber・ヒカルのチャンネルに出演し、「神聖な場で信頼を置いて私をあの場にセッティングしていただいた多くの関係者を含め、四角いリングで血がにじむ思いをして頑張っている全ての方々に対し、私のあの行為を見て本当に残念に思われた方に対して、私のやった行為があの場に適切でなかったと理解をしています。そのことに関してはこの場で謝罪をさせていただきたいと思います。申し訳ありませんでした」などとと謝罪していた。