「FENNEL」HIPHOPアーティスト・OZworldの加入を発表 “誰もが自由に表現できる社会”実現へ
株式会社Fennelが運営するプロeスポーツチーム「FENNEL」が28日、沖縄を中心に活動するHIPHOPアーティスト・OZworld(オズワルド)の同チームへの加入を発表した。
「HIPHOPシーンはFENNELが目指す理想像に近い」
株式会社Fennelが運営するプロeスポーツチーム「FENNEL」が28日、沖縄を中心に活動するHIPHOPアーティスト・OZworld(オズワルド)の同チームへの加入を発表した。
これまでも独創的なクリエイティブや自社アパレルブランドFNNLなど、eスポーツチームの枠に囚われない表現力を探求し活動して続けてきた同チーム。
OZworld加入の背景について「今後、さらに自由で独創的な表現ができるチームとなり、表現の楽しさや魅力をファンやeスポーツシーン、社会に伝えていく指針をより強く掲げることとなりました。そのきっかけとして、FENNELの目指す『自由で独創的な表現』でシーンを魅了しているOZworldをチームへ取り込み、さらに幅広い活動、そしてHIPHOPとの融合の第1歩として加入に至りました」と説明した。
また、“HIPHOP”との融合を選択した理由についても言及。「ステージに立つアーティストだけではなく、フロアにいるオーディエンスまでもが彼ら独自のかっこよさを追求しているHIPHOPシーンはFENNELが目指す理想像に近く、表現に貪欲で表現を楽しんでいる文化として、HIPHOPはFENNELが目指す『誰もが、好きな事を好きなように表現出来る社会』を実現するためのヒントと考えました。その理想像を実現するため、FENNEL自体も『HIPHOPであること』が重要だと考え、HIPHOPのさまざまな要素をeスポーツへ融合させることにいたしました」としている。
□OZworld(オズワルド)沖縄生まれ沖縄育ち、独特の感性とトリッピーな世界観から飛び出すリリックと変幻自在のフロウを巧みに操り独自のワールドを展開。2019年に1st Album「OZWORLD」をリリースし全国デビュー。収録曲「NINOKUNI feat. 唾奇」のミュージックビデオ再生数はYouTubeで1400万回を超える。20年にはレーベル兼マネジメント事務所「I’M HAPPY ENTERTAINMENT」を立ち上げ、21年以降も数々のブランドやメディアとコラボ。22年には日本初のeスポーツ専門高校であるeスポーツ高等学院のテレビCMソング「Over Zenith -Zero-」をリリースし話題となった。近年では自身をキャラクター化したNFTアート作品の販売など、バーチャル領域での活動を行うためのプロジェクト「NiLLAND」を立ち上げ、HIPHOPの枠に囚われない先進的な活動を展開している。
□FENNEL(フェンネル)2019年設立。日本最大規模のゲーミングベースを横浜に構えるプロeスポーツチーム。現在7部門9チームを設置し、約60人の選手が所属。APEX部門や荒野行動部門をはじめ、数々の国内・国際大会で優勝しており、VALORANT女子部門は日本代表として東アジア大会への出場が決定している。「eスポーツに熱狂を。」をミッションに掲げ、大会運営事業、アパレル事業も展開。主催するeスポーツ大会ブランド「FFL」は、YouTube総再生回数3000万回を達成している。アパレル事業ではDIESELとのコラボレーションも実施。選手合計のツイッターフォロワー数は200万人を超える。