ノベルゲーム「ATRI -My Dear Moments-」がアニメ化 制作は「アルドノア・ゼロ」のTROYCA
2019年に発足したアニプレックス発のノベルゲームブランド「ANIPLEX.EXE」からリリースされたゲーム「ATRI -My Dear Moments-」が、テレビアニメーション化することが24日、分かった。併せて、ティザーPVも解禁となった。
アニメーション制作は「アルドノア・ゼロ」のTROYCA
2019年に発足したアニプレックス発のノベルゲームブランド「ANIPLEX.EXE」からリリースされたゲーム「ATRI -My Dear Moments-」が、テレビアニメーション化することが24日、分かった。併せて、ティザーPVも解禁となった。
本作は感動的なストーリーが話題を呼び、17万DLを突破するなど異例のヒットとなった作品で、「やがて君になる」の監督・加藤誠×脚本・花田十輝が再びタッグを組みアニメーションとして描く。
アニメーション制作は「アルドノア・ゼロ」や「ロード・エルメロイII世の事件簿シリーズ」などを手掛けたTROYCAが担当する。
また、本情報の発表に際し、キャラクター原案:ゆさのよる描き下ろしのティザービジュアル、ティザーPVも解禁となった。
さらに、コンプティークでのコミカライズ化も決定。22年11月号(10月7日発売)より連載開始となる。
以下はストーリー原案・紺野アスタ(Frontwing)と監督・加藤誠のコメント。
○紺野アスタ(Frontwing)
「まだ学生だったころ、一番なりたかった職業はアニメのシナリオライター、次が小説家。けど、どうやったらなれるのか分からず、成り行きもあってゲーム会社へ就職し、気付くとノベルゲームのシナリオライターになっていました。あれからゲーム開発の仕事を続けて、そんな昔のこともすっかり忘れたころに、まさか自分の携わったゲームがアニメになるなんて。今でもまだ信じられません。アトリや夏生たちがテレビの中で動いている姿を見るのが、今から楽しみです」
○加藤誠
「本作は世界を救う壮大な使命を背負った“ハンデキャップのある青年”と“ロボットの少女”の、ひと夏の小さな恋の物語です。これまでにすてきな恋愛作品を映像化させていただきましたが、人間とロボットが紡ぐ愛の物語は初めてとなります。“愛とはなにか?”“心とはどれか?”本作が抱える2つのテーマは、私たちの日常にも通じる普遍的で大切なテーマだと感じています。監督として初心に帰りたいこと、新たに挑戦したいことを本作に込め、丁寧なフィルムに仕上げていきたいと思います」