韓国ドラマ「ナルコの神」がグローバルTOP10TV非英語部門で1位 麻薬王との戦い描く

Netflixは21日(米国時間20日)、9月第3週(12~18日集計)のグローバルTOP10を発表した。非英語テレビ部門では韓国ドラマ「ナルコの神(英題:Narco-Saints: Season 1)」が先週5位から急上昇し1位を獲得。英語テレビ部門では米国ドラマ「コブラ会 シーズン5」が2週連続1位となった。日本のテレビTOP10では韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が8週連続で1位を維持している。

グローバルTOP10TV非英語部門で1位となった「ナルコの神」【写真:(C)Netflix】
グローバルTOP10TV非英語部門で1位となった「ナルコの神」【写真:(C)Netflix】

日本のテレビTOP10「ウ・ヨンウ弁護士」が1位キープ 根強い人気保つ

 Netflixは21日(米国時間20日)、9月第3週(12~18日集計)のグローバルTOP10を発表した。非英語テレビ部門では韓国ドラマ「ナルコの神(英題:Narco-Saints: Season 1)」が先週5位から急上昇し1位を獲得。英語テレビ部門では米国ドラマ「コブラ会 シーズン5」が2週連続1位となった。日本のテレビTOP10では韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が8週連続で1位を維持している。

(※以下、ドラマの内容に関わる記述があります)

「ナルコの神」(全6話)は南米の某国を舞台に韓国人麻薬王の検挙を目指す政府・国情院の極秘作戦に協力するはめになった民間人事業家の危険な任務を描いたアクションサスペンス。映画「悪いやつら」(13年)、「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」(19年)で知られるユン・ジョンビン監督が、ハ・ジョンウ、ファン・ジョンミン、パク・ヘスら大物俳優を集めて大ヒット作品を作り上げた。もともとは実話をベースにした映画の企画だったが、多様なサイドストーリーを組み込んでドラマ化された。豪華キャスト陣、重厚感あふれるストーリー展開、多額の製作費を投じた迫力の映像で人気を集めている。戦車、攻撃ヘリが登場する銃撃シーンは戦争映画のようなスペクタクル感だ。

 視聴者からは「1秒も退屈しなかった。どの登場人物も信用ならなくて面白くないわけがない」「ハ・ジョンウの人たらしなキャラクターが良かったし、度胸ありすぎ格好良すぎでしびれた」「腐敗した国家権力が集票装置としても機能するカルト教団を抱き込んで我が世の春を謳歌する、なんて構図はどこかで見た気もするな」などの声がネットに寄せられている。

 世界を席巻した「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」はグローバルテレビ部門で「ナルコの神」に席を譲り4位に後退したものの、日本では根強い人気を背景に1位をキープ。「ナルコの神」は初登場3位となっており、来週以降はさらなる上昇が見込まれる。

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