【石子と羽男】早くも“石羽コンビ”ロス 最終回の演出に視聴者興奮「続編希望!」
女優の有村架純と俳優の中村倫也がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」の第10話最終回が16日、放送された。視聴者は最終回も光った石子(有村)と羽男(中村)のバディーぶりに大興奮。「続きが見たい」と続編を期待する声があがっている。
タバコのポイ捨てがポイントに
女優の有村架純と俳優の中村倫也がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」の第10話最終回が16日、放送された。視聴者は最終回も光った石子(有村)と羽男(中村)のバディーぶりに大興奮。「続きが見たい」と続編を期待する声があがっている。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります。)
東大卒ながら司法試験に受かることができないパラリーガルの石子(有村)と、見たものを写真のように記憶できるという特殊能力を持つが一風変わったキャラクターが玉にキズな弁護士・羽男(中村)が身近な珍トラブルに挑むリーガル・エンターテインメント。
前回、転職先の社長・刀根にだまされて名義貸しをさせられていたことが分かった大庭。会社を退職し、石子と羽男とともに不動産投資詐欺にあった綾や高岡を支えることを決意する。
そのころ石子の父・綿郎(さだまさし)は、なぞの投資家・御子神(田中哲司)に会っていた。綿郎は高岡に詐欺行為を働いた疑いのある榊原社長が経営しているバーに通い、情報を集めていたのだった。綿郎が持ち帰った情報によると榊原と御子神は何か繋がりがあるらしく、そこには刀根も関係している可能性が明らかになる。
3人は詐欺の手がかりを捜すが、御子神はもちろん榊原や刀根も法の抜け穴を潜り抜けており証拠がつかめず。そんな中、2つの不動産投資詐欺にからんでいるリフォーム会社に行き当たり、口頭弁論の当日というギリギリのタイミングで証言を得ることができる。大切な証言の入ったボイスレコーダーを持って法廷へ急ぐ石子。しかし何者かに襲われ、ボイスレコーダーを持ち去られてしまう。
石子を襲った犯人は、御子神の付き人の男性だった。不動産投資詐欺に御子神が関係していると確信を持った羽男は、御子神についてあらゆることを記憶し彼を追い詰めることを決意する。
御子神に会いに行き「あなたのように法の抜け穴を潜り抜けようとする人がいるから、法律はどんどん増えていくんです」と迫る羽男。そんな羽男に御子神は、法律を作ったのは力の強い人間であることを主張し「(法律は)力の弱い人間が勝つようにはできてないんです」と不敵にほほ笑むのだった。
そんな中、大庭のお手柄により日向の夫に火をつけた犯人が刀根であることが判明。刀根は日向の夫に火をつけたことを認めただけでなく、その背景にある不動産投資詐欺が御子神の計画であり、自分も榊原も彼の指示に従っただけであることも自白する。その結果、羽男と綿郎は相手側の弁護士から「原告の請求を認諾する方向で進めたい」というコメントを引き出すことに成功。すべて解決したかのように見えたが、御子神は事実無根を主張し、それが通ってしまうのだった。
御子神は捨てアカウントや海外の会社を経由したマネーロンダリングなどを駆使していたため、彼が事件に関係していることを証明できず悩む羽男と石子。もうこれまでかと思ったところに、羽男があることを思いつく。
羽男は持ち前の記憶力を駆使し、タバコのポイ捨てを繰り返す御子神の行動を把握。1か月監視し、御子神が53回たばこをポイ捨てしている現場をすべておさえることに成功する。そしてそれを証拠に石子が御子神を告発したところ、御子神は廃棄物処理法違反で逮捕されることになる。「こんなたいしたことのない罪じゃあ、すぐに釈放される」とふてぶてしく言い放ち、パトカーに乗り込む御子神。しかし常日頃から意識の高い話を繰り返しておきながら裏では何度もタバコのポイ捨てをしていたこと、それが原因で逮捕されたという事実により、彼の評判はガタ落ち。カリスマ性が持ち味だった御子神は一気にその魅力を失い、失脚してしまうのだった。
石子と羽男のチームプレーが光った最終回。「どのシーンも最高でした」「最後の攻撃がお見事!」と2人の関係性をたたえる声が多く上がっている。
また石子が司法試験会場へと向かう後ろ姿が印象的なラストカットにも注目が集まっており、「試験がんばれ!」と石子を応援する声が。会場に向かう直前でトラウマがフラッシュバックしてしまう石子に絶妙なタイミングで傘を差し出した羽男を称賛するコメントも多く、2人の「とっとと受かってこい」「行ってきます」というやりとりに視聴者は「最後の演出エモすぎんだろ」「すばらしい最終回だった」と大興奮。「続編希望!」「続きが見たいね!」と第2弾を期待する声があがっている。