【六本木クラス】二代目みやべが優勝、ついに世界展開へ 「料理の鉄人」へのオマージュが“隠し味”【変更点リストあり】
俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)の第11話が15日夜に放送された。Netflixで配信され世界中で大ヒットとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本リメーク版。主人公の宮部新(みやべ・あらた)が父親を死に追いやった大手外食産業・長屋ホールディングスの長屋茂会長への復讐(ふくしゅう)を誓う青春群像劇で日韓共同プロジェクトとして制作された。この日の放送ではオリジナル版のエピソード13の冒頭から同14の半ばまでの部分が描かれ、往年の人気番組「料理の鉄人」を彷彿(ほうふつ)させるシーンが登場した。
アメリカ版「料理の鉄人」がNetflixで配信中
俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系「六本木クラス」(毎週木曜、午後9時)の第11話が15日夜に放送された。Netflixで配信され世界中で大ヒットとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本リメーク版。主人公の宮部新(みやべ・あらた)が父親を死に追いやった大手外食産業・長屋ホールディングスの長屋茂会長への復讐(ふくしゅう)を誓う青春群像劇で日韓共同プロジェクトとして制作された。この日の放送ではオリジナル版のエピソード13の冒頭から同14の半ばまでの部分が描かれ、往年の人気番組「料理の鉄人」を彷彿(ほうふつ)させるシーンが登場した。
(※以下、ドラマの内容に関わる記述があります)
「私はダイヤ」。麻宮葵(平手友梨奈)からの電話で背中を押された綾瀬りく(さとうほなみ)はスタジオに戻り料理対決の決勝に臨む。長屋龍二(鈴鹿央士)の裏切りも乗り越えてりくは二代目みやべ名物のから揚げ最新作を調理。りくが鶏肉の上にのせたのはふわふわのわたあめ。上からレモンソースをかけるとわたあめがじわじわ溶け出し甘酸っぱいソースとなった。その名も「わたあめレモンソースがけから揚げ。ブラインド審査の結果、長屋を制して、見事、二代目みやべを優勝に導いた。
ドラマに登場する料理対決番組は「三ツ星スタジアム」というタイトルだが、93年から99年までフジテレビ系で放送され大ヒットした料理バラエティー番組「料理の鉄人」を彷彿(ほうふつ)させるセットだった。第11話の冒頭部分をよく見ると、4人の審査員には白髪にマオカラー風の黒い服を着た男性と着物姿の女性がいる。男性は「料理の鉄人」で解説を務めた料理家の服部幸應さん、女性は同じく審査員を務めた料理記者の岸朝子さんのようにも見える。こうした“隠し味”のような演出はSNSでも話題となっている。
「六本木クラス」は現在、Netflixで国内配信され人気となっているが、「料理の鉄人」も米Netflixがリメークして「アイアン・シェフ: レジェンドへの道」というタイトルで6月から全世界配信されている。「料理の鉄人」は俳優の鹿賀丈史が司会進行を務める中、陳建一、坂井宏行、道場六三郎らレギュラー鉄人と挑戦者のシェフが料理で激突するバラエティーで、米国、豪州、タイなどでローカルリメークされてきた。Netflixを舞台に「梨泰院クラス」「六本木クラス」「料理の鉄人」が腕を競い合っているかっこうだ。
※第11話の主な設定変更は以下の通り。
・「梨泰院クラス」テレビ局のスタジオでマ・ヒョニが料理を開始
→「六本木クラス」綾部りくが料理を開始。テーマは鶏肉。みやべ特製から揚げわたあめレモンソースが完成
・「梨」料理対決の結果について司会者が「60秒後に公開します」とアナウンス
→「六」司会者はすぐに結果を発表
・「梨」マ・ヒョニの勝利を司会者も祝福
→「六」司会者のリアクションシーンはなし
・「梨」マ・ヒョニの勝利の瞬間をチョ・イソが空港の路上で知る
→「六」タクシー車内で知る
・「梨」チャン会長がテーブルの上にマ・ヒョニ優勝を報じる新聞を広げている。チャン会長、オ・スア室長、チャン・グンスはソファに座っている
→「六」長屋会長はグラフによる勝敗分析を読んでいる。楠木優香室長、龍二は立っている
・「梨」社屋1階ホールに降りたチャン・グンスの前にチョ・イソが現れる。2人の回想シーン。
→「六」回想シーンはなし
・「梨」パク・セロイが投資案件をまとめたチョ・イソを慰労。時間帯は夜
→「六」同上。昼間
・「梨」パク・セロイとチョ・イソが資産家の老女をIC新社屋に招いて契約書にサインと押印。チョ・イソの母親が勤務先で投資案件のネットニュースを見て感心。チャン・グンスが社内でオ・スア室長と会話
→「六」これらのシーンはなし
・「梨」酔いつぶれたパク・セロイにチョ・イソが寄り添う
→「六」同上。2人の回想シーンが挿入される
・「梨」会議前にチャン会長とグンスが囲碁を打っている
→「六」このシーンはなし
・「梨」刑務所内。親分が毛布と枕などを持って部屋に入って来る
→「六」親分は手ぶら
・「梨」ビル屋上での会合でパク・セロイが中国進出を宣言。飲み物はコーヒー
→「六」宮部新がアジアフランチャイズエキスポへの参加を提案。飲み物はアジア系とみられるビールの小瓶
・「梨」4年後。チョ・イソが化粧品店内でメーク
→「六」葵は化粧室でメーク
・「梨」パク・セロイが自社ビル1階を歩く。受付に女性2人
→「六」同上。受付はなし。歩いている新に麻宮葵、内山亮太、綾瀬りくが加わり4人が並んで歩く
・「梨」会議の議題は中国物流企業との友好関係維持の可否
→「六」議題は主にマーケティング
・「梨」帰国して空港に降り立ったチャン・グンスをオ・スア室長が真っ赤なベンツで出迎え。
→「六」帰国した龍二を優香が出迎え。車は登場せず
・「梨」地方に左遷されたカン専務が元刑事と喫茶店で談笑
→「六」このシーンはなし
・「梨」夜の路上でファンドマネジャーのイ・ホジンが出所したチャン・グンウォンとすれ違う
→「六」昼間
・「梨」夜、オ・スアがIC本社前でパク・セロイと会う。
→「六」昼間
・「梨」パク・セロイがファンドマネジャーのイ・ホジンと会話。設定は夜、場所は屋外
→「六」新がファンドマネジャー・桐野雄大と室内で会話。時間帯は昼間
・「梨」チャン会長が自身と家族の過去を回想
→「六」長屋会長がつえをつきながら本社ビルに入って来る。会長室で自身の著作を見ている
・「梨」チョ・イソが株主と会食。新店舗の視察中、疲労で鼻血を出しトニーがハンカチを渡す
→「六」社内の廊下。内山亮太がハンカチを渡す
・「梨」タクシーから降りてきたチョ・イソが路上でチャン・グンスと偶然出会う
→「六」ビル内で出会う
・「梨」テーブルに向き合ってパク・セロイとオ・スアがデート。手は握らない
→「六」カウンターで隣同士。優香が新の手を握る。それを葵が目撃し修羅場に