【鎌倉殿の13人】畠山重忠の乱始まる 中川大志が意味深「すごいことになります」

俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第35回では、北条時政(坂東彌十郎)が、息子のかたきだと主張する妻・りく(宮沢りえ)の言葉を信じ、言われるがまま、畠山追討に向けて動く展開が描かれた。気になる18日放送の第36回の見どころを探った。

馬上奮戦する重忠(中川大志)【写真:(C)NHK】
馬上奮戦する重忠(中川大志)【写真:(C)NHK】

小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ 第36回の見どころを探る

 俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第35回では、北条時政(坂東彌十郎)が、息子のかたきだと主張する妻・りく(宮沢りえ)の言葉を信じ、言われるがまま、畠山追討に向けて動く展開が描かれた。気になる18日放送の第36回の見どころを探った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 深まる北条時政と畠山重忠(中川大志)との対立。NHKによると、りくを信じる時政は、源実朝(柿澤勇人)の下文を得て御家人を招集するという。三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)、稲毛重成(村上誠基)らが集い、対応を協議する。一方、手勢を率いて鎌倉を目指す重忠。板ばさみとなった義時は、政子(小池栄子)、時房(瀬戸康史)らと事態の収拾を図る。そんな中、父・義時を心配する泰時(坂口健太郎)は……という展開という。

 第35回の本編終了後に紹介された第36回の予告編では、重忠が馬に乗って戦う様子が紹介されていた。また、公式サイトの第36回の予告編の映像には 畠山一族について、いくつもの「謀反」という声があった。時政の「畠山一族を滅ぼす」という声も。一方で、重忠の「戦など誰がしたいと思うかー」という叫び声もあった。歴史にしっかり刻まれている「畠山重忠の乱」だが、脚本家・三谷幸喜氏の描く世界では重忠の叫び声に込められた思いが視聴者の心を揺さぶるような気がする。

 演じる中川大志は10日放送の「生中継スペシャル!ニッポン『今』つないでみたら~夏の思い出2022~」に出演し、畠山重忠がどこまでかが気になると言われると、「すごいことになります」「『鎌倉殿』史上、大河史上あまりないようなシーンになると思いますのでお楽しみに」とPRしていた。第36回に「鎌倉殿の13人」の名シーンの一つとしてだけでなく、大河ドラマ史にしっかり刻まれる名シーンが登場することを期待したい。

次のページへ (2/2) 【写真】和田義盛と話す重忠
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