“伝説の喧嘩師”へずまりゅうに最後通牒 試合ドタキャンで民事訴訟の準備「できている」
“伝説の喧嘩師”アンディ南野が12日、ドタキャン騒動の渦中にある元迷惑系YouTuber・へずまりゅうに最後通牒を突き付けた。
アンディ南野引退試合をドタキャン 約700万円の大損害
“伝説の喧嘩師”アンディ南野が12日、ドタキャン騒動の渦中にある元迷惑系YouTuber・へずまりゅうに最後通牒を突き付けた。
アンディは8月28日の格闘技イベント「PEACE」(大阪・176BOX)で、へずまりゅうとの引退試合が組まれていたものの、へずまりゅうの欠場により、決戦24時間前にカードが消滅。約700万円の損害を被り、主催者とともに、へずまりゅう側に損害賠償を求めることを検討していた。
一方、へずまりゅうは、自身のSNSに「格闘技の試合をドタキャンしたことになってて民事訴訟されるらしい。俺は700万も払えんし知らんぞ? 伝説の喧嘩師か分からんけど調子乗んなよ」と知らぬ存ぜぬを主張。さらに、「アンディ南野って奴しつこすぎやろ」(現在は削除)と、一歩も引かない姿勢を示していた。
両者の言い分が食い違っている理由は、仲介者A氏の存在にある。主催者はA氏と交渉し、A氏はそれをへずまりゅう本人に伝えるという役目を担っていた。へずまりゅうからなかなか契約書が返送されて来なかったため、主催者は東京まで出向いてA氏と交渉。その場で“出場”の確証を得ていたが、A氏からへずまりゅうへの伝達がうまく行われていなかった可能性もある。
へずまりゅう自身はどこまで試合のことを知っていたのか。大会のポスターに写真が入り、試合は1か月以上前から何度もネット上で告知されていた。
10日に自身のYouTubeを更新したアンディは、スーツにネクタイという神妙な姿で、近日中にもへずまりゅうに電話することを表明。「向こうの出方を電話でしっかり確認して、民事訴訟に踏み切るのか、和解にするのか。うちの顧問弁護士と打ち合わせして、訴状の大枠もできている。民事訴訟をいつまでにするのかという段階に来ているんですけど、本人と話してきっちり決めます」と、“直接対決”で真偽を確かめることを明かした。
12日、この日も弁護士と打ち合わた後に取材に応じたアンディは「水曜か木曜ぐらいに電話します。間の連絡の取り合いが薄かったかどうか、へずまに聞かないと分からない。適当な返事を言ってきたら『法廷で会いましょう』で電話切りますわ」と通告した。
アンディは試合当日、自身の貯金から現金300万円を下ろし、名乗り出て来たリーチマイルドと即席の賞金マッチで対戦。顔面をボコボコにしてTKO勝ちしたが、正規な試合ではなく、チケットは払い戻しの対応を取った。キャンセルできずに、遠方から飛行機を使って大阪の会場に駆け付けた支援者もおり、ゴタゴタをそのままで済ます気は全くない。
引退試合に向け、アンディは体重を7キロ減らすなど、コンディションをきっちり仕上げた一方で、へずまりゅうは格闘技とは関係のないイベントに参加して熱中症で倒れるなど、調整ぶりも温度差があった。「オファーをかけて『分かりました』、『知らん』では通らない」と、事実にのっとって、騒動に終止符を打つつもりだ。