【純愛ディソナンス】関係を深める正樹と冴 「この甘々の展開で終わってくれ」とネット懇願も再び不穏に
フジテレビ系木10ドラマ「純愛ディソナンス」(午後10時~)の第9話が8日に放送された。主演を務める「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が演じる教師と吉川愛が演じる女子生徒との禁断の関係が、“純愛”を軸にしながらもやがて不協和音(ディソナンス)となっていく展開を描く。
8日放送の第9話、不穏な展開予測させるラスト
フジテレビ系木10ドラマ「純愛ディソナンス」(午後10時~)の第9話が8日に放送された。主演を務める「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が演じる教師と吉川愛が演じる女子生徒との禁断の関係が、“純愛”を軸にしながらもやがて不協和音(ディソナンス)となっていく展開を描く。
同作は原作のない完全オリジナル。青春と恋とサスペンスを描く第1部。そして恋と仕事における女同士・男同士のバトル、さまざまな思いが交錯する大人の人間模様を描く5年後の第2部で構成される。随所に事件性、エキセントリックな展開がちりばめられた、純愛&ドロドロ展開の新時代エンターテインメントになっている。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
正樹(中島裕翔)が働く予定だったピアノ教室の壁に書かれた中傷メッセージは、慎太郎(高橋優斗/※「高」の正式表記ははしごだか)によるものだった。憤る冴に、莉子(畑芽育)は「都合がよすぎる」「慎太郎を壊したのは冴だ」と非難を浴びせる。そんな中、慎太郎はシェアハウスに立ち退きの話が出ていることを打ち明ける。
冴を安心させるためにも新たな仕事を探そうとする正樹だが、賢治(光石研)の妨害に遭い、転職活動は難航。落書きの件も賢治たちの仕業だと疑った正樹はモリノエステートに抗議に向かうが、冴たちの住むシェアハウスの権利書を手に入れた賢治と北都(和田正人)から「立ち退かせてマンションを建てる」と計画を聞かされる。正樹はシェアハウスを守るため、路加(佐藤隆太)を潰すためにモリノエステートに戻ることを決意する。
その頃、姿を消した慎太郎を追って冴は奔走していた。さらに冴は母・静(富田靖子)から借りた金でピアノ教室の被害を弁償する。落書きの犯人が慎太郎だと知った正樹は、冴に「どうしてすぐに言わなかったんだ」と迫るが、冴は「私が追い詰めたからだ」と言う。2人は言い合いになり、冴は「私のことを全然信用してくれない」と落ち込む。一方、正樹は路加が手がけるセカンドパートナーアプリ「セカプリ」の顧客リストを入手し、マンション計画を白紙にすることに成功する。
その後、路加に呼び出された正樹。路加は愛菜美(比嘉愛未)を連れ戻したことを正樹に告げ、「愛菜美にはあんたしかいない」「ちゃんと会って話してやれよ」と愛菜美と向き合うように話す。正樹は「俺たち夫婦のことは関係ない」と言うが、その会話を冴は偶然聞いてしまう。
慎太郎が高校時代に所属していた映研メンバーのところにいると知った冴は、急いでその場に向かう。仲間たちと食事をし、徐々にわだかまりが解ける2人。「ピアノ教室と新田に謝る」と決めた慎太郎は、冴に「1人で何でも背負う癖を治せよ」「新田に素直になれよ」と助言する。
そのころ、マンションに戻って愛菜美と話し合っていた正樹も「自分さえ我慢すればうまく収まると思うのはやめたほうがいい」と言われていた。帰り際に正樹に愛菜美が抱き着いたところを見てしまった冴は、その場を走り去る。「やっと一緒にいられたのに失うことばかり考えている」「先生を支えると言ったけど、私じゃだめなのかな」と泣き出す冴を、正樹は「引け目とか罪悪感を全部超えるくらい、どうしようもなくお前のことが好き。頼むからそばにいてくれ」と強く抱きしめる。
後日、正樹のもとに服役中の元同僚・加賀美(眞島秀和)から手紙が届く。手紙には「すぐそばに禍が迫っている。過去からは、逃れられない」と不穏なメッセージが書かれていた。一方、セカプリの顧客情報が流出したことで、冴の働くコアスパークは大混乱に陥る。
すれ違いと和解を経て、より強固な関係になった正樹と冴。正樹の告白に、冴が「今の録音しておけばよかった」とおどけて見せるシーンでは視聴者から悲鳴が。「冴の言葉選びいいな」「このシーン3回見た」「私たちと一緒?」「首もげるほどうなずいた」と抜群の破壊力に反響が続々寄せられていた。
「この甘々の展開で終わってくれ」と願う声がある一方、今回もラストで不穏な動きが……。正樹の大学の先輩で元音楽教師の由紀乃(筧美和子)を殺害し、第3話で逮捕された加賀美が再登場。正樹の元に不審なメッセージを送った加賀美の動向を含め、いまだに明らかになっていない伏線回収にも期待が高まる。