「ネット禁止」やり取りは文通だけ 新感覚アイドルプロジェクトの“他にはない”魅力とは
音楽と手紙で紡がれる文通アイドルプロジェクトとして人気を集めている「Prince Letter(s)! フロムアイドル」。通常の楽曲に加えて、ポエトリーリーディング作品やボイスドラマなど、さまざまなコンテンツを人気声優たちが展開していく。
増田俊樹がインタビューで語るキャラの魅力
音楽と手紙で紡がれる文通アイドルプロジェクトとして人気を集めている「Prince Letter(s)! フロムアイドル」。通常の楽曲に加えて、ポエトリーリーディング作品やボイスドラマなど、さまざまなコンテンツを人気声優たちが展開していく。
「Prince Letter(s)! フロムアイドル」は、アイドル志望者たちが集まるエリートアイドル育成機関・私立常和歌学園を舞台とし、アイドルユニットの「STAr(s)!」を中心に描かれる。学園では「一切のインターネット使用禁止」という独自の校則があり、アイドルたちが外部とやり取りできるのは「手紙」だけ。直接好きなアイドルと文通できるキットが発売されるなど、新感覚のプロジェクトとして注目を集めている。
そんな常和歌学園で、トップアイドルとして君臨しているのが「柊虎」。主要メンバーとして豊永利行が演じる鏑木シュウと、増田俊樹が担当する鋳田須ナツトラが登場して物語に華やかさを与えている。
今回、ナツトラ役の増田にインタビューし、収録の舞台裏や作品の魅力を語ってもらった。
作品への参加を聞いたときの感想としては、「斬新な作品だと思います。ストーリーに手紙を使うというポイントが、新しい試みとなっています」と魅力を明かす。さらに、収録現場については、「まだ参加してから時間がたっていないので、これから面白さなどを見つけられたらいいなと思います。昔だったら、すでに参加しているみなさんとコミュニケーションをとって作品の魅力をヒアリングできるんですけど、現社会的にはまだ3人と会えていないのでつかみきれてないところがあります」と、コロナ禍での作品作りの難しさを明かした。
ポエトリーリーディングについては、「収録スタイルが、一人でのレコーディングではなく、ボイスドラマのように掛け合いで行なったんです。僕は経験がなかったので、豊永さんと一緒に収録するのが一番苦労したところです」と説明した。
「Prince Letter(s)! フロムアイドル」の重要なコンテンツになる手紙については、「現在はコミュニケーションがデジタルで気軽にとれるようになる中で、アナログでしか伝わらない魅力があると思います。手紙は交換するという事ができるのが非常に良いところだと感じています」と魅力を明かした。
最後に、まだプロジェクトに参加していないユーザーに向けて、「まず触れてみてほしいです。僕たちの仕事は基本的にデジタルが多いのですが、アナログな部分を感じることで他の作品にはないアイドルの楽しみ方を体感してもらえると思います」と話し、インタビューは終了した。
「Prince Letter(s)! フロムアイドル」では、12日から2ndシーズンのボイスドラマ配信を予定している。さらに、10月には「ストーリーライブ」などのイベント開催を予定している。