【競争の番人】小勝負が“警察ではなく公取”に入った理由が判明「公取なら…」

フジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(毎週月・夜9時~)の第9話が6日に放送された。同作は坂口健太郎が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者・新川帆立による「競争の番人」(講談社)。

坂口健太郎【写真:ENCOUNT編集部】
坂口健太郎【写真:ENCOUNT編集部】

「競争の番人」第9話が6日に放送

 フジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(毎週月・夜9時~)の第9話が6日に放送された。同作は坂口健太郎が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者・新川帆立による「競争の番人」(講談社)。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 藤堂(小日向文世)の不正を追っている最中に襲われた小勝負(坂口)をかばって刺されてしまった本庄(寺島しのぶ)。勝手な調査をしたとして小勝負は謹慎になり、殺人事件として警察が動き出したことで、公取の談合に関する調査も中止になってしまう。

 本庄が15年前に小勝負の父・誠が自殺に追い込まれた談合をきっかけに、藤堂を追い続けてきたことを知った小勝負は、本庄のデスクから様々な資料を見つける。その資料から、公取が関わっている「小津建設」を営む夫婦の妻・環(前田亜季)が藤堂の娘であることが判明する。

 緑川(大西礼芳)から、小勝負が「ラクター建設」や藤堂と因縁があることを聞かされた白熊(杏)たちダイロクメンバー。小勝負は「藤堂をつかまえるために公取に入った」と白熊に打ち明け、警察ではなく公取を選んだ理由を「警察は捕まえたら終わり」「公取なら談合とか世の中のズルをなくせると思った」と告白。「俺のせいで本庄さんの努力が水の泡だ」と悔やむ。

「ラクター建設」の檜山(平原テツ)が藤堂の指示を受けて談合を取りまとめてきたと知った小勝負は、「湾岸地区再開発プロジェクト」に関わる談合の決定的な証拠をつかもうと檜山を尾行するが、その途中で襲われてしまう。小勝負を放っておけない白熊は、環を説得。藤堂の自宅に潜入することに成功し、談合が行われる日にちと待ち合わせの店が書かれたメモを発見する。

 小勝負は「あとは自分1人でやる」「誰も巻き込みたくない」と告げ、単独で張り込みに向かうが、白熊たちが続々と駆け付ける。檜山が店に到着したところで立ち入り検査に踏み込むダイロクメンバーたち。だが、そこは「湾岸地区再開発プロジェクト」とは無関係の談合現場だった。しかし、檜山を取り押さえることには成功。藤堂との関係について聴取する機会を得たように見えたが、踏み込んできた警察が檜山を「ラクター建設」の古賀の殺人容疑、本庄への殺人未遂容疑で連行してしまう。

 警察に連行されたことで、檜山を聴取することができなくなってしまった公取。さらに、その談合に「小津建設」の耕介(竹歳輝之助)が参加していたことがわかり、環はショックを受ける。「俺だって談合したくなかった」「どうしようもなかった」と話す耕介の姿に、小勝負と白熊は複雑な感情を抱く。

 藤堂は公取を訪ね、小勝負を呼び出す。「檜山の不正を暴いてくれたんですね」と檜山に談合の責任を押し付けるような発言をする藤堂。違法な捜査をしているのではないかと小勝負に迫り、「これ以上私を追っても無駄だ」と言い切る。小勝負は「諦めません」「弱くても戦います」と言い返すが、藤堂は「弱いものに戦う資格はない」と強い口調で小勝負を退ける。

 いよいよ黒幕・藤堂との全面対決に挑む小勝負とダイロクメンバーたち。藤堂によるさまざまな妨害に「公取って権力ありそうで意外となさそうなのが辛い」と心配する声もある一方、「チームダイロクにぐっときちゃいました」「久しぶりにチームみんなで仕事してる感が!」「ダイロクはいいチームだな」「チームワークだけが、巨悪に立ち向かえる」とここまで描かれてきたチーム・ダイロクの結束に期待する声も上がっていた。

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