米国でKYハリウッド俳優が大炎上 外出禁止令を無視し、動画中継
新型コロナウイルスの感染者が10万人を突破するなど、被害が拡大する米国。カリフォルニア州では外出禁止令が出されている中、トレーニング施設から動画をSNSで配信するKY行動に出たハリウッドスター2人がファンから凄まじいバッシングを浴びて、大炎上している。
「一般市民が許されていないのに、君たちはジムに行けるのか」
新型コロナウイルスの感染者が10万人を突破するなど、被害が拡大する米国。カリフォルニア州では外出禁止令が出されている中、トレーニング施設から動画をSNSで配信するKY行動に出たハリウッドスター2人がファンから凄まじいバッシングを浴びて、大炎上している。
「マーク・ウォールバーグとマリオ・ロペスがコロナウイルスで隔離を強いられる中、合同トレーニングを開催し、酷評される」と特集したのは米紙「ニューヨーク・ポスト」だった。
ロペスは26日(日本時間27日)に自身のSNSで動画を投稿。コロナ禍の影響で外出禁止令が出され、人々が自宅待機を余儀なくされる中、トレーニングジム「F45」で汗を流す模様を実況中継。ジムで携帯電話に片手に話しまくるロペスの背後で小走りに行ったり来たりする第二の人物が登場した。
映画「ディパーテッド」など数々の名作に登場しているウォールバーグで、「あそこにいるガゼル? オレの友達、マークだ。オレたちは6フィートの距離を取っている。衛生的で除菌されている。最高のF45スタイルのトレーニングをしているんだ」とロペスはファンに能天気に呼びかけていた。
感染防止のために多くの市民が自宅待機を余儀なくされる中、外出した挙句、トレーニングに勤しんだスターコンビはファンに自宅でのトレーニングを呼びかけたが、待っていたのはバッシングだった。
記事では「数千の視聴者が自宅隔離を維持している間に、ロサンゼルスのジムで合同トレーニングの動画を投稿した彼らは、すぐさま偽善者と批判された」と一刀両断。そして、ロペスのSNSに殺到した人々の怒りの声をレポートしている。
「自宅から教えればいいだろ。本当に自宅に留まるべき」
「他のところのようにジムも閉鎖されるべきじゃないのか」
「どうしてオープンしているんだ。ありえない。一般市民が許されていないのに、君たちはジムに行けるのか。なんてアンフェアなんだ」
「このナルシスト野郎。自宅にこもって、トレーニングする代わりに、何でコロナウイルスを撒き散らす可能性のあることをしてるんだ? 大丈夫か? 知事からの話を聞いていないのか?」
「みんな自宅でトレーニングしているのに… みんな許されていないのにお前らだけジムなのか」
「自宅にいろ。家族以外から離れているべき」
「お前のことは聞いたこともない。でも、当局から自宅待機を呼びかけられているにも関わらず、家にいないとオーストラリアでニュースになってるぞ」
凄まじい勢いで炎上しているハリウッドスターコンビ。コロナ禍での軽率な行動は波紋を広げている。