【初恋の悪魔】星砂からの手紙に悠日は号泣…視聴者も涙「はやく来週になって」

俳優の林遣都と仲野太賀がダブル主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ「初恋の悪魔」(午後10時)の第7話が3日、放送された。星砂(松岡茉優)を思う悠日(仲野)のやり場のない気持ちに、SNSには「あんなん泣くしかない」と共感する声が多く上がっている。

馬渕悠日役を演じる仲野太賀と摘木星砂役を演じる松岡茉優【写真:ENCOUNT編集部】
馬渕悠日役を演じる仲野太賀と摘木星砂役を演じる松岡茉優【写真:ENCOUNT編集部】

次回からはついに最終章に突入へ

 俳優の林遣都と仲野太賀がダブル主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ「初恋の悪魔」(午後10時)の第7話が3日、放送された。星砂(松岡茉優)を思う悠日(仲野)のやり場のない気持ちに、SNSには「あんなん泣くしかない」と共感する声が多く上がっている。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります。)

 警察の総務課に務める馬渕悠日(仲野)と会計課職員の小鳥琉夏(柄本佑)、生活安全課の摘木星砂(松岡)、刑事課の刑事・鹿浜鈴之介(林)という同じ警察署に務めているという共通点しかもたない男女4人がひょんなことから仲間となり、事件の立ち向かう様子や、恋と友情を描くミステリアスコメディー。

 前回、星砂がもうひとつの人格“蛇女”として鈴之介の元に身を寄せている場面を目の当たりにした悠日。“蛇女”は悠日のことはまったく覚えておらず、自分に星砂を重ねる悠日に拒否反応を示す。そんなとき、“蛇女”と鈴之介の隣人・森園(安田顕)が追っている事件と酷似した殺人事件が発生する。死因が刃物で複数個所を刺された出血死であること、遺体が靴を履いておらず水に濡れていること、無実の人が犯人として捕まって服役していることなどの共通点を上げ、自分が追っている事件も含めた連続殺人事件だと主張する森園。過去の殺人事件の犯人として逮捕された人物は冤罪で真犯人は別にいるという森園の説に、自身の恩人であるリサの無実を信じている“蛇女”も乗っかり、鈴之介と森園、“蛇女”の3人は殺人事件の真犯人を捜すことになる。

 容疑者としてあがってきたのは、被害者の元彼女・菜々美。菜々美は犯行時刻と考えられる時間はひとりカラオケをしていたこと、カラオケで同じサークルの男子5人に会って会話をしてことを主張するが、カラオケ店の店員もその日菜々美が店に来たことを否定し、サークル仲間の男子たちも菜々美には会っていないと話しているという。店の防犯カメラの映像も残っておらず、アリバイは絶望的だった。

 彼女の身の潔白を証明するべく、鈴之介は琉夏と悠日を家に呼び、“蛇女”も含めて久しぶりに自宅捜査会議を開く。その結果、菜々美のサークル仲間の男子はその日、女子高校生とカラオケ店で飲酒をしており、店側も未成年がいることを分かって酒を出していたことが判明。無実である菜々美が殺人事件の濡れ衣を着せられそうになっていたことが判明し、ますます森園が主張する連続殺人事件説が濃厚になってしまう。

 一方の悠日は、自分の気持ちを抑えつつ自宅捜査会議に出席し、星砂ではなく“蛇女”として彼女に接していた。彼女との距離感を意識して会議を進めていた悠日だが、“蛇女”のふとしたしぐさに星砂を重ねてしまい、感情が爆発してしまう。「摘木さん、帰ってきて。約束しましたよね、2人で電車の音聞きましたよね。僕、ちゃんと待ってます。あなたのことが好きです。大好きです」と“蛇女”に迫るが、“蛇女”は「ごめんなさい、私、違うから」と悠日を拒絶する。その態度にまた深く傷ついてしまう悠日。思わず「あなたのせいでしょう。あなたがそこに居座っているから、本当の摘木さんがいなくなっちゃったんでしょう。出て行ってください。あなたはそこにいちゃいけない人なんです」と“蛇女”に迫り「返してください、摘木さんを返してください」と訴えるが、“蛇女”をかばう鈴之介に「この人に触るな」と引きはがされてしまう。

 次の日、悠日は星砂を取り戻す方法を開業医の小荒(田中裕子)聞きに行く。すると小荒は「ベッドの下からこんなものが出てきた」と、星砂が書き残した手紙を悠日に渡す。そこには星砂がまだ星砂だったときに、自分がいなくなった後のことを心配して悠日に宛てたお願いが書かれていた。悠日と出会ってからの自分のことが好きだという書き出しから「私がいなくなって寂しがるのは構わないが、ほどほどにしとけ。悲しいとか辛いとか、私は置いていきたくない。ハッピーなエンドなんていらない。ほんの、スプーン一杯くらいの思い出があればいいのだ」と手紙は続き、2人で過ごした日々の小さな思い出が大切に書き連ねられていた。最後には「私には思い出がある。しかも私の思い出は私だけの思い出じゃない。それがうれしい。泣くんじゃねぇぞ」と書かれており、手紙を読み終えた悠日は号泣してしまう。悠日の複雑な気持ちを見守っていた視聴者も感極まった人が多いようで、「くそ泣いたんだが」「あんなん泣くしかない」というコメントがたくさん寄せられている。

 さらにこの回のラストでは、ずっと怪しげな雰囲気を醸し出していた雪松署長(伊藤英明)にも異変が。車の中で“きょうこ”という人物に電話し「大丈夫。なんとか片付いたよ。やっと終わったんだ。やっと」と泣きながら話す雪松の姿に、視聴者は興味津々。SNSでは「はやく来週になって」「来週からの最終章が楽しみすぎる」と、いよいよ最終章に入る次週を待ち望む声が多く見られている。

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