28日の格闘技イベント「PEACE」（大阪・176BOX）で、“伝説の喧嘩師”アンディ南野に挑んでボコボコにされたリーチマイルドが“顔面変形”の痛々しい姿を公開した。

　当初、アンディはメインイベントで元迷惑系YouTuber・へずまりゅうとの引退試合が決まっていたものの、へずまりゅうの欠場でカードが消滅した。そこで、自らATMから現金300万円を下ろすと、「俺に勝ったら300万円」と即席の挑戦者を募った。

　少年時代から数々の伝説を残し、大阪の地下格闘技「喧王」を制覇。やがて故安倍晋三元首相の護衛役も担当したアンディ。

　誰もが尻込みする中、ただ一人、名乗りを挙げたのはマイルドだった。ラグビー日本代表のリーチ・マイケルのものまねを得意にし、ラグビー系YouTuber・ノッコン寺田とアンディの密着取材を行っていた。引退試合に向けて、奔走するアンディの姿を間近で見て、へずまりゅうの欠場に憤りを覚えていた。

　大会を盛り上げようと、男気だけでリングに上がったマイルドだったが、待っていたのは容しゃないアンディの猛打。1分2ラウンド延長1Rという短時間でも、激しく流血し、顔面は腫れ上がり、延長RでのTKO負けを喫した。

　29日、マイルドは自身のSNSに顔のアップ写真を披露。鼻のあたりが特にひどく、左目下は内出血を起こし、頭の形が左右均等でないように見える。それでも、「めちゃくちゃ男前やろ！？　頭の形も変わってる！！　鼻の奥、鼻血でガビガビ！！笑笑」と気丈につづった。

　アンディは鼻の骨折を心配していたが、「多分大丈夫かと思われます。笑笑」との見方を示した。

　怪物相手に、諦めない気持ちを見せたマイルドの闘いぶりには称賛の声が上がっている。