朝倉未来の成長を絶賛 ボクシング無敗の世界王者「コンビネーションが見えなかった」
9月25日の「超RIZIN」でボクシングの元5階級王者フロイド・メイウェザー(米国)と対戦する朝倉未来が、ボクシングの現WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人とスパーを行った。
「ボクサーっぽいジャブになりましたね」と京口
9月25日の「超RIZIN」でボクシングの元5階級王者フロイド・メイウェザー(米国)と対戦する朝倉未来が、ボクシングの現WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人とスパーを行った。
未来はメイウェザー戦へ向けて、無敗の世界王者で軽量級らしく屈指のスピードを誇る京口に“弟子入り”することに。
そしてスパーがスタート。未来は1R、ほぼ手を出さず、逆に両手をあげて体格差で圧力をかけていく。実はこれはドッキリだった。京口はなんとかスピードで対抗しようとするが、「やば、しんど」と思わず声が。
3分間を終えて京口は「うわ、しんど。身体でかなってないですか?」と息を切らしていた。すると未来は「今日は天心vsメイウェザー戦の真似してみようって」とドッキリのタネ明かし。手数ではなく、体格差に物をいわせて天心に圧力をかけ続けたメイウェザーの闘い方をオマージュしていたのだ。
2R目は通常のスパーをすることに。マススパーだが緊張感のある攻防が展開された。
京口は「ボクサーっぽいジャブになりましたね」と拳を交えた感想を口に。「体重差もあるので気を使いながらやってくださっているのはわかったんですけど、ジャブとフックの右の2回のコンビネーションが思ったより見えなかった。単発同士というよりパンチ2つで1つになっていた。そのあとの返しがつなげられたよりいいなと」とアドバイスも。
未来も「総合の打撃にも生きている。収穫ありますね。ボクシングやってよかった」とうなずく。さらに京口について「やっぱめちゃくちゃ速い。踏み込み、ステップインが速い」と驚いていた。