俳優の杉野遥亮が20日、都内で行われた映画「バイオレンスアクション」公開記念舞台あいさつに、主演の橋本環奈、共演の鈴鹿央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉、城田優、高橋克典、岡村隆史、メガホンをとった瑠東東一郎監督とともに登壇した。

25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV（JAF Mate Onlineへ）

　原作は「やわらかスピリッツ」（小学館）で連載中の漫画。日商簿記検定2級合格を目指す専門学生ながらも、夜はアルバイトで指名ナンバーワンの実力を持つ殺し屋をやっている菊野ケイ（橋本）の活躍を描く。

　本作がついに公開された心境を聞かれた杉野は「撮影したのが1年半くらい前だったので、途中まで『バイオレンスアクションっていつ公開するの？』って何回かマネジャーさんに問うくらい“いつなんだろう”って思っていて、やっと公開されてうれしく思います」と吐露し、「劇場に足を運んでいただいて見ていただいて、楽しんでいただければなと思います」とアピールした。

　また、関東最大のヤクザ組織「伝馬組」のメンバーで、撮影エピソードや、共演して知った意外な一面を、杉野中心でフリートークするようお願いされると、杉野は「キツいですね。みんなシーンとしていたことが多かったですよね」と苦笑し、高橋は「僕らは男ばかりでね、おじさんもたくさん出ていたので、ちょっと面白いことを言おうとすると、みんな一瞬でシーンって」と回顧。

　続けて、大東は「優くんが会うたびにデカくなっていって、『またデカなった？』っていう話をしていて、今日また久々に会ったらまたデカなってるから」とコメントして笑いを誘い、城田が「それは撮影エピソードではないです（笑）。それはみなさんに言われます」と苦笑すると、大東は「それくらいの薄い話しかありません」と告白。改めて、初めて知ったメンバーの意外な一面を尋ねられた杉野は「城田さんと会ったときは大きいなあと思って。なかなか自分よりもデカい人に会わないので」と1度終わった話を掘り返して笑わせ、天然な一面を覗かせた杉野に城田は「まだやるの？」とツッコミを入れた。

　さらに、主人公のケイが“殺し屋”という珍しいアルバイトをやっていることにちなみ、それぞれやってみたいアルバイトを発表する企画も行われ、“ボールボーイ”と答えた杉野は「本当にやりたいバイトがなくて、スタッフさんが『ボールボーイは？』って言ってくれて、あれは確かに楽しそうだなって思いました」と目を輝かせ、「選手とも近いし、特等席だし、ボールが飛んで来なかったら座っているだけですし」と天然発言をして、橋本を大笑いさせた。